過激派組織「イスラム国」(IS)の拠点、イラク北部モスルの奪還作戦を続ける同国のアバディ首相は12月27日、制圧までさらに3ヵ月必要との認識を明らかにした。
イラク政府は「作戦は年内に完了する」との見通しを示していたが、修正した形となった。
IS戦闘員は自爆攻撃などで激しく抵抗しているほか、モスル市内に多数残る一般市民を「人間の盾」としている。
イラク軍側は「市民の被害を最小限に抑える」必要性から、想定通りの進撃ができていないもようだ。
アバディ氏は国営テレビに「現状からすれば、ISを駆逐するには3ヵ月は必要だ」と語った。
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