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居酒屋さすらい 1898 - 飲もうか!となった時、目の前にあった - 「丸一酒場」(港区浜松町)

2022-04-24 06:49:46 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

会合が終了し、N屋さんと大門駅へ向かう。途中、「何か飲んでく?」という誘いに乗った。この辺りで16時に開店している酒場といえば、「ニュー浅草」か、それとも「秋田屋」は口開け早々か。大門交差点まで行くと、「秋田屋」の前はまだ行列が見えた。そこからやや北に目を転じると、あまり馴染みのない酒場が見るからに営ってそうな雰囲気だった。

「串特Q」という店は以前から知っていたが、その数軒北側にある、その酒場は「はて、あんな店、今まであったっけ?」という感じ。交差点を渡り、店名が「丸一酒場」と分かっても、なんだかピンと来なかった。

お店に入ると元気なお姐さんがいて席を案内してくれた。既に何人かのお客さんがいる。雰囲気的にはチェーン店風のお店で、個人経営のお店ではない。

N屋さんは「生ビール」。自分は「酎ハイ」から。

そして、N屋さんは立て続けにつまみをオーダーした。明太子の卵焼きとかなんやらを。この人は前回もこんな感じだった。座席に座るや否やすぐに料理を幾つも頼んだ。自分の周囲にこういうタイプがいないから、この人の行動は珍しく映る。

お互い一杯のつもりだったが、それで終わる訳がない。

「酎ハイ」が、ビールメーカー系のもので、甘かったから「ホッピー」白に切り替えた。N屋さんは、「え?それいく?」と驚いていたが、もう自分は気持ちが点火してしまった。それを見て、N屋さんも「じゃ、自分も」と「ホッピー」へ。

後で気がついたのだが、このお店、「ハイボール」が1時間、500円で飲めるらしい。自分は「ハイボール」があまり好きじゃないけど、この500円て破格じゃないか。1時間で5杯飲むとしたら、一杯が僅か100円ということになる。

意外に料理はおいしかった。卵焼きも出汁を入れたしっかりしたもの。ただ、雰囲気はチェーン系の雑然さがあって、「こんなものかな」と思わせたが、トータルすると悪いお店ではない。

この2週間でN屋さんとは2回目の会合。この人、今はSEみたいなことをメインに仕事をされているが、様々なスキルがあり、いろんなことを商売にしている。だから、話題が尽きることなく、全てが面白い。とりわけ、彼が販売しているというシャワーヘッドは興味深かった。買うつもりはないけど。

彼からは顔相なるものも見てもらった。まだ、会社勤めしてる甘さがあると言われたが、これは怪しい。だって、その情報は知っているからこそ言えるのだから。けれど、顔相も手相も「統計学だ」という言い方は以前とある人が言ったことと同じで、心の中がざわめいた。

きっかり1時間。楽しい時間を過ごすことができた。

ちなみに今回も料理などの画像はなし。

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