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お風呂さすらい 110 - 老人ホームっぽい - 「よごしやま温泉」(東津軽郡平内町)

2019-11-06 22:00:40 | お風呂さすらい

レンタカーを走らせていると、ナビに見慣れない地名が現れた。

「よごしやまお湯」。

かれこれ5年、この平内町に来ているが、初めてきく地名だ。しかも、「よごしやま」とは。白鳥が飛来する美しき町に。今回は一人旅だから、どれ帰りに寄ってみるか。

国道を外れ、しばらく行くと円形の平屋建て、少し変わった建物が見えてきた。田舎には不似合いな建物である。ちなみに「よごしやま」は「汚し山」ではなく、「夜越し山」だった。そうか、そうか「流星のサドル」ね。

入湯料は460円。10月の消費税引き上げ以降、値上げをしたらしい。券売機でチケットを購入後、受け付けにチケットを渡し、浴場へ。広い広い休憩室には食堂も併設、またどこからか、カラオケの音も聞こえてくる。一体何なんだ。この贅沢な空間の使い方。

風呂もかなり広く、メインのバイブラ、電気風呂、うたせ湯、子ども風呂、アロエのエッセンスが入った湯船、そしてサウナが設けられている。浴場入口にシャンプー・リンスとボディソープがあり、自由にカランに持っていける。使い終わったら、元の場所へ。しかし、これだけの設備で460円の入湯料は安い。

日曜日の午後、入浴客はかなり多いのだが、そのほとんどが老人。老人率9割くらい。

風呂は気持ちいいが、お湯は無色透明で無臭。これは本当に温泉か?と思うほどの普通の湯。温泉成分表はあるにはあったが、元の表の上に白紙の紙を貼ってあった。よく見てくれば良かったが、もしかすると今はもう温泉じゃないのか。

それでもすっかり充分体を温められ、新幹線の長旅の疲れを癒すことができた。帰りがけ、だだっ広い休憩室でくつろいだ。

風呂上がりのおばあちゃんたちは、もうみんな自分チのようにごろ寝している。相変わらず、カラオケの音が館内に流れている。

あぁ平和だな。

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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Unknown (モノノフ)
2019-11-07 14:43:01
ネットで画像検索してみましたが、かなり規模の大きな温泉施設じゃないですか!
値上げしたとはいえその値段でこんな巨大施設を使えるなら、私なら文句無しだと思いますよ(^o^)/

この前の月曜日と火曜日は那智勝浦町まで出掛けて、温泉三昧とグルメを存分に楽しんで参りました!
今年最後の旅にはなりましたが楽しかったですよ♪
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Unknown (熊猫)
2019-11-08 07:06:14
モノノフさん。

おっしゃる通りです。
わざわざバスに乗って、おばあちゃんらが、この温泉に来られているのを見て、「楽しみにしているんだな」と思ったりしました。とにかく広い!これが一番の魅力ですね。

那智勝浦に温泉とグルメ!
これはまた楽しみですね。
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