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居酒屋さすらい 0457 - 口いっぱいに広がる、やきとんの醍醐味 - 「やきとん まこちゃん」(港区新橋)

2011-07-22 13:53:07 | 居酒屋さすらい ◆東京都内
東京八重洲口に適当な居酒屋を見つけられなかった。歩いても、コレ!といえるような居酒屋はなく、セイジさんとわたしは天を仰いだ。
セイジさんは串焼きが好きだという。それなら望むところだ。
「新橋に行きましょうか」と提案した。
串焼きといえば、もうわたしの頭の中には、もうそこしかない。
「まこちゃん」である。
わたしは、東京で1番のやきとん屋だと思っている。やきとん好きを招待するならもうここしかないだろう。

烏森の一番奥の店で席につくことができた。
訪問は約1年ぶり。
最近、新橋といえば、すっかり立ち飲みラリーに専念しているので、烏森に入るのも久しぶりだった。
しかし、「まこちゃん」のパワーは凄まじい。
もはや正面のセイジさんと顔をつき合わせても、お互いの声が聞き取りづらいのである。

隣の人と肩を寄せ合うほどに狭い店内も相変わらず。
アジア系のお姉さんに「生ビール」と声をかければ、鸚鵡返しに「生ビール」を返ってくる。いいよなぁ。アジアっぽくて。

串焼きをひとまとめに注文。
各2本ずつなのだが、塩とタレで1本ずつとした。
さすがセイジさん、通だね。

暖色系の電灯が店の中を黄色く見せる。テーブルも黄色。壁も黄色。そして、表の看板の「まこちゃん」のロゴも黄色。

ワイワイがやがやの店内に、意外と女性が多い。
これが、優良店の証なんだろうな。

大皿で串焼きが運ばれてきた。
まずは、カシラから。
アツアツをはふはふと口に運びながら、そのおおぶりの身を噛む。
なんたる弾力。そしてなんたる柔らかさ。口に広がるジューシーな味わい。
これこそが、本来のやきとんの醍醐味ではないか。

串焼き通のセイジさんも「うんうん」と頷いている。
1本140円は安いと思う。
このおおぶりの身と良質の肉。
芝浦から仕入れてきたと思われる、良質な肉はまさに、まさにモンド賞ものだ。

生ビールからホッピー白に。
やはり、「まこちゃん」にはホッピーが似合う。
だが、ひとつ、タマに傷。ナカの焼酎が何なのか、ちょっと分からないことだ。
これが、もしかすると当ブログ掲載3回を誇るのに、まだ一度も年間のアワードを獲得したことがないゆえんなのかもしれない。

実力、雰囲気、ともに申し分なし。
やきとんといえば、一番にイメージできるのが「まこちゃん」。
ホントに素晴らしい!


「まこちゃん」過去ログ
■ 居酒屋放浪記 0344 - 多店舗展開もクオリティの低下が心配 - 「まこちゃん」(港区新橋)

■ 居酒屋放浪記 0326 - やっぱ『まこちゃん』でしょ! - 「まこちゃん別館」(港区新橋)

■ 居酒屋放浪記NO.0187 ~さらば!MJ~ 「やきとん まこちゃん からす森口店」(港区新橋)

■ 居酒屋放浪記NO.0103 ~ホッピーとボイン~「やきとん まこちゃん別館」(港区新橋)
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