かみさんが中華街に行きたいと言ったので、仕事をほかして行くことにした。自分としても横浜に心残りのことがあったから、それも含めて出かけた。
赤煉瓦ではドイツビールの祭典が開催されていた。ええ感じやん。
しかし実はこれが目的ではなかった。かみさんが赤煉瓦の周囲にあるガーデニングの撮影、自分はただついてきただけ。いや、厳密に言えばアシスタント。ただ、このフェスをスルーする訳にはいかないでしょとかみさんの顔色を伺うが、これはちょっとダメだな。アシスタントに飲んでる余裕はない。
一通り撮影が終わり、徒歩にて中華街へ。いよいよ本丸。
驚いたのは関内の横浜スタジアムから中華街がもう目と鼻の先だったこと。こりゃ石川町下車ではなく、関内で充分かな。
中華街はもういつもの店、「山東」へ。コロナになってから、「山東」に来るのが減ったのは、お店が二号店しか開いてないから。実は、この二号店というのがどうも好かない。店は狭くてぎゅうぎゅうだし、対応が悪いのが、更に悪いし。でも、それを差し引いても、「山東」の水餃子は最高だ。だから往復3時間かけても、これだけをいただきにあがる。
この日、お店到着は13時過ぎ。それでもお店の前は長蛇の列。20人は並んでいる。うわぁ、ブルーだな。それでも回転は早くて20分程度で店内に入れた。
3階の席に遠され、我々は「紹興酒」と「空芯菜炒め」、そして「水餃子」を2人前注文した。いつも通りのチョイス。で、もって「紹興酒」なんだけど、コロナになる前は、小瓶で提供してくれたんだけど、この二号店でいただくようになってからは、グラスになった。
結構大きめのグラスなんだけど、これが結構高い。1杯600円だったかな。で、当然自分は、この一杯だけでは全然満足しないんだけど、2杯飲むと、ボトル頼んだ方が安くなる。じゃ、ボトル頼めばいいじゃんて言いたいでしょ。ところが、ボトル頼むと、怒られちゃうんですよ。またへべれけになるんでしょって。
まぁ仕方ない。信用ないからね。
「空芯菜炒め」も「水餃子」も最高においしかった。本当に素晴らしい。でも、なんだかちょっと満足できないところもある。なんだか接客が忙しない。いや、サービスは昔から、中国人特有の塩対応なんだけど、それ以上に最近の接客は目に余る。
昔、まだビブグルマンを取る、ずっと前、お店が香港路にあった頃、お客さんも少なく、こんな殺伐とした対応はなかった。それが一躍人気店となり、なんだかそれなりの店になった。それでも「水餃子」の旨さは別格だったから、通っていたが、正直ちょっともういいかなと思ったりする。
気持ちが萎えたのはもう一つある。香港路にお店があった時から馴染みだったおばちゃんに忘れられてしまったというのも大きい。かみさんに言わせると、「マスクしてるから分からないんだよ」と。まぁ、もうマスク生活になって2年余り、多分もう忘れられたでしょ。
かみさんも「紹興酒」を飲み干し、なんだか物足りなそう。
「青島ビールでも頼む?」。それはいい。「紹興酒」で甘くなった口が爽やかになる。
次回は果たしてあるかどうか。そういえば最近、「安記」に行ってないし、「謝甜記」もご無沙汰。あ、「金龍」にも行きたいし。
ちょっと倦怠期です。
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