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居酒屋さすらい 0844 - 昼飲みできるタイの楽園 - 「ドリンクスタンド 小島」(豊島区東池袋)

2015-03-30 23:23:37 | 居酒屋さすらい ◆立ち飲み屋

まるでバックパッカーに戻ったようなそんな立ち飲み屋がここ。

時刻はまだ午前中なのに、ボクはもうビールを飲んでいる。2頭のゾウが描かれている、タイのビール。「チャーン」。

ボトルビールだが極めてうまい。(もちろん、「シンハービール」もある)

「ヤンマックア」という茄子のサラダをつまみに。

カウンターの向こうの厨房には、アジア系の女性。生まれを聞くと、彼女は「フィリピン」と答えた。

だが、彼女が作ったタイ料理は絶品だった。ナンプラーの薫りが食欲をそそる。

この店「小島」はつまみが全品300円。メニューは豊富で、そのほとんどが立ち飲みらしいメニュー構成だ。

例えば、「フランクフルト」、「トマト」、「キムチもやし」、「鳥のからあげ」、「いわしのまるぼし」、「やきそば」、「やきうどん」などなど。これらのメニューが赤の短冊に独特のフォントで書きこまれている。

だが、「本日のおすすめ」という欄に手書きで書かれていたのが上記のタイ料理だった。

これ以外にも「タイ風玉子やき」があり、もちろんこれも頼んだが、とてつもなくうまかった。とにかく、300円でこのタイ料理を食べられるのがうれしい。基本的にタイ料理などのアジア飯は極めて高い。小皿ながら、この金額がうれしい。

 

池袋東口。

パチンコ屋が軒を連ね、ストリップ小屋まである通りの立ち飲み屋。客もバックパッカーのような自由人ばかりがやってきて、酒を飲む。

支払いは、キャッシュオンデリ。

豪快に笑うママとのおしゃべりも楽しい。

 

「小島」という店名は、はじめ小島さんという人の名前を連想した。だが、外観の看板にはやしのきとLittle Islandという文字を見つけて、タイのビーチリゾートをイメージしているのだと分かった。

例えば、コ・プーケットやコ・サムイとか。

「小島」の社長の息子は今、小手指の立ち飲みエリアで「大吉酒場」で店長をやっている。

また、北区の十条、タイ居酒屋「イサーン」も「小島」の系列店だ。

タイの南国酒場風でバックパッカー気分に浸れる数少ない立ち飲みである。

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