べつに春節だから、という訳ではないが、何故か中華料理が続く。今回もまた家族で。
今後、四谷には度々訪れるであろうと、近隣の中華屋さんを物色した。駅前に、「香港麺 新記」という店がある。なかなか、心を揺さぶられる店名だ。候補はもう一つあった。駅から新宿御苑方向に歩いた「南昌飯店」。こっちの方が町中華っぽい。
どっちにしようかなと悩み、結局「南昌飯店」にした。駅前の店は地価が高く、料理の値段に跳ね返っているのではと感じたから。
さて、その「南昌飯店」。料理は必ずしも安価という訳ではなかったが、抜群に旨かった。
まずは、いつものとおり、「紹興酒」。こちらは、青磁のポットでいただける。かみさんと2人分で、多分2合でてきた。
つまみは「空芯菜炒め」。
XO醤が効いていてうまし。空芯菜のしゃきしゃき感がなんともいえない。
「五目チャーハン」(700円)。
味が濃いし、ボリュームもある。
南昌は中国内陸部、江西省。いわゆる江西料理は、中華8大料理には数えられていない。「南昌飯店」は、その江西料理を出すのだろうか。今のところ、その江西料理の特徴がよく分からなく、これが江西料理かと思ったりした。
でも、元気な小姐がおすすめしてくれた、「砂肝のピリパラ炒め」(1,000円)をいただいた時に、もしやこれが江西料理かと思った。巨大な唐辛子がまぶされた見た目はかなりホットな一品。だが、その唐辛子はあまり辛くない。だから、箸が進む、進む。
うまいな、これ。これだけでも、この店に通う価値はある。ボクはそう思った。
会計は、4人で約6,000円。それなりの金額だ。町中華と言うには、少し敷居が高いかも。だけど、ガチ中華という様子でもない。ミディアムな中華は、珍しい江西料理。いい店を見つけることができた。
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