時々、専門店以上にクオリティの高いカレーに遭遇することがある。それがカレーという料理の特異性でもあり、醍醐味でもあるのだが、そんなカレーに出会うと、思わず幸せな気持ちになる。
「よもだそば」は、まさにそんなカレーだった。
そば好き、カレー好きなら、多分「よもだそば」の名を知らない者はいないはず。立ち食いそば屋なのに、本格的なインドカレーを出すお店。なかなか、日本橋に行く機会がなかったが、ようやくチャンスが到来し、過日訪問が叶った。
想像通りの小さな店。午後1時過ぎで超満員。店内の両カウンターで食べる人の間隙を縫って、人が並ぶ。人口密度が高い。
「カレー」の食券は、ライス、うどん、両方に対応。これで500円。厨房に、しっかり「カレーライス」と注文した。オーダーを受けるおばちゃんの声と調子が、赤羽の「まるます家」のおばちゃんにそっくりだった。
さて、件の「カレーライス」。ボリュームは、やや少なめ。ごはんは250gくらい。一口すくって、口に運ぶと、芳香なインドカレーの味がした。
スパイス感とどっしりとしたコクが抜群にうまい。酸味はなく、微かにクリーミー。このマイルドさはチーズか?チキンは骨付きの手羽元がゴロっと一つまるごと。
うまいよ。抜群にうまいよ。
これで、たったの500円。
このカレーが家で作れたら。そう思わせる一品だ。
専門店ではない店のカレーが大人気。「よもだそば」のカレーは、まさにジャイアントキリングだ。
食べログで3.58。
確かに、モグリだ。
ラホールとほぼ並んでるのに!チキンカレー食ってみて。
実は一番好きなのは冬の間のみやってるけんちん汁なんだけどね。これがうまいんだよね~。
いいなぁ。
「よもだそば」。
「サカエヤ」、知らなかったッス。
新御徒町のサカエヤは嫌い??