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居酒屋さすらい 0897 - そしてモヒート - 「鯉とうなぎのまるます家」(北区赤羽)

2015-08-04 23:13:39 | 居酒屋さすらい ◆東京都内

ここ1年くらいの赤羽人気は異常だ。山田孝之さんの番組や昼飲み番組の露出で、赤羽人気は沸騰した。

おいそれと近付けない街になってしまった。本当に嘆かわしい。

 

一時期、T根と「まるます家」に通っていたことがある。

それまで、「ジャン酎」だけで飲んでいたが、「モヒート」で飲むようになったのはこの頃だった。しかし、「まるます家」の進化にも恐れ入る。

「鯉とうなぎ」の店が、何故に「モヒート」へと辿り着いたのか。その変節をボクは知りたい。何故、そのとき、そこにミントがあったのか。

その不思議さもさることながら、純和食の酒肴に、この「モヒート」がぴったり合うというのも、もうひとつの不思議なのである。それはもう恐らく奇跡に近い。

キューバのハバナからやってきたカクテルが、この東京都北区に舞い降りたという、ひとつのストーリー。それも本来はラムベースの酒が、何故か「ハイリキ」ベースに。そして、全く新しい飲み物になった。「鯉とうなぎ」という、一見泥臭い店のイメージが、一気に爽やかな世界へと誘ってくれる、それが「まるます家」の「モヒート」である。

最近、お気に入りのつまみは「カブト焼き」。

これがまた「モヒート」に合う。脂っこいうなぎの頭を、「モヒート」が爽やかに洗い流してくれる。

 

「まるます家」初心者と思しきおじさんが、お店のお姉さんに因縁をつけている。

「そんな怒らないで言ってよ」。

一部始終を見ていたボクだが、お店のお姉さんは別段怒ってなんかいなかった。そりゃ、たしかにつんけんしてるけれどさ。分かってほしい。これはツンデレなんだと。本当はデレっとしたいけれど、そりゃ朝の9時からヨッパを相手にしてたら身が持たないわさ。でもね、彼女たち、一度も不躾な対応はしてないと思う。お父さん、ここはデンと構えて飲んでほしいな。

ということで、「飲み方熊猫流」から1年余り。

T根と飲む「まるます家」の朝飲みはすっかり「モヒート」が定着してしまったのだ。

ちなみにこの時の2軒目は「いこい 支店」。そう、ボクはもう「本店」には近づきたくもないんだ。

 

今回で「まるます家」記事は4回目。西新宿の「おいどん」に並んで、最多登場回数になった。

次回は8月14日(金)に「まるます家」に出没予定。

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