ここ1年くらいの赤羽人気は異常だ。山田孝之さんの番組や昼飲み番組の露出で、赤羽人気は沸騰した。
おいそれと近付けない街になってしまった。本当に嘆かわしい。
一時期、T根と「まるます家」に通っていたことがある。
それまで、「ジャン酎」だけで飲んでいたが、「モヒート」で飲むようになったのはこの頃だった。しかし、「まるます家」の進化にも恐れ入る。
「鯉とうなぎ」の店が、何故に「モヒート」へと辿り着いたのか。その変節をボクは知りたい。何故、そのとき、そこにミントがあったのか。
その不思議さもさることながら、純和食の酒肴に、この「モヒート」がぴったり合うというのも、もうひとつの不思議なのである。それはもう恐らく奇跡に近い。
キューバのハバナからやってきたカクテルが、この東京都北区に舞い降りたという、ひとつのストーリー。それも本来はラムベースの酒が、何故か「ハイリキ」ベースに。そして、全く新しい飲み物になった。「鯉とうなぎ」という、一見泥臭い店のイメージが、一気に爽やかな世界へと誘ってくれる、それが「まるます家」の「モヒート」である。
最近、お気に入りのつまみは「カブト焼き」。
これがまた「モヒート」に合う。脂っこいうなぎの頭を、「モヒート」が爽やかに洗い流してくれる。
「まるます家」初心者と思しきおじさんが、お店のお姉さんに因縁をつけている。
「そんな怒らないで言ってよ」。
一部始終を見ていたボクだが、お店のお姉さんは別段怒ってなんかいなかった。そりゃ、たしかにつんけんしてるけれどさ。分かってほしい。これはツンデレなんだと。本当はデレっとしたいけれど、そりゃ朝の9時からヨッパを相手にしてたら身が持たないわさ。でもね、彼女たち、一度も不躾な対応はしてないと思う。お父さん、ここはデンと構えて飲んでほしいな。
ということで、「飲み方熊猫流」から1年余り。
T根と飲む「まるます家」の朝飲みはすっかり「モヒート」が定着してしまったのだ。
ちなみにこの時の2軒目は「いこい 支店」。そう、ボクはもう「本店」には近づきたくもないんだ。
今回で「まるます家」記事は4回目。西新宿の「おいどん」に並んで、最多登場回数になった。
次回は8月14日(金)に「まるます家」に出没予定。
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