「ストレートが来たら初球からガンガンいってやろうと思った」。
投じられた初球はやはり直球。
やや内角のやや高め。
思い切って振りにいくも空振り。その強振に思わず自軍のベンチがどっと沸く。
こうして熊猫の2年3ヶ月ぶりの打席が幕を開けた。
場面は2回裏。2死走者なし。
投手はアーム投げに近い右きき。制球が悪く、球はそれほど速くない。
左打席の熊猫。2球目を待つ。
この回のはじめ、自軍ベンチ前では円陣が組まれた。
キャプテン曰く、「投手は制球が悪いから、よく球を見ていこう」。
それも一理ある。だが、積極的にいくことは相手に脅威を与えることでもある。
中学校での部活でわたしは必ず初球を見逃した。どんなに、甘い球でも打ちに行くことは絶対になかった。初球で凡退したらもったいないと思ったからである。
しかし、娯楽の草野球ではそんなことなどない。初球を打たずに何を打つというのか。ともあれ、初球を空振りした熊猫。2球目は変化球か。
とりあえず、変化球にも対応できるよう、センター返しを心がける。
2球目もストレート。ほぼ真ん中の絶好球。しかし、熊猫捉えられず、バックネット方向にゴロのファール。こうして、アッという間に熊猫は追い込まれたのだった。
3球目は必ずカーブかスライダーが来ると思っていた。
恐らく誘ってくるだろう、と思っていたらホントにスライダーが来た。
あわよくば打っていこうとも思ったが、外角にコースが外れた。
カウント2-1。4球目は高めのストレート。見送ればボールだったかもしれないが、手を出し、一塁へのイージーゴロ。ややこねたようなバッティングで久々の打席を終えたのである。
2回目の打席は5回裏。
1死1 塁の場面。キャプテンがしきりにサインを出す。実は今日初めてサインを教わったものだから、よく分からない。
多分、盗塁のサインが出たはずだ。この回から登板している2番手投手の初球のストレートを見逃した。判定はボール。走者は走って盗塁成功。1死2塁に。
次にキャプテンは打っていけ、とゼスチャーした。2球目、ほぼ真ん中のストレートを強振。打球は3塁線にボテボテのゴロのファール。
意外とこの投手、球威がある。
球もそこそこ速い。
あとで人に聞いてみると120kmくらいは出ていたんじゃないか、と言っていた。
カウント1-1。3球目のストレートは外角に外れ、1-2、バッティングカウントになる。
ここで、キャプテンを見やると、どうもバントのようなサインが出た。「なんか、おかしいなぁ」と思ったけれど、そのままにして4球目の投球を待つ。
4球目もストレート。外角ややコースが外れたようにみえたが、ストライク。2-2になる。走者はそのまま、何も起こらなかった。
投球5球目、またもや何かのサインが出る。しかし、1死で2ストライクだ。一体、なんだろうと思ってやり過ごすと、5球目に走者が三盗した。判定は高めに抜けたボールだった。
2-3のフルカウント。ここで投手はわたしの膝元にスライダーを投じる。左打者なら思わず手を出してしまうコースだ。
しかし、熊猫、体が開き気味のおいらにとってはけっこう好きな球。手を出して、一塁線に転がるファール。
カウント2-3変わらず。またもや、ここでキャプテンからブロックサインが出た。 フルカウントから一体何事だ?と思ってわざわざタイムをかけてキャプテンの元へ。
どうやら、ヒットエンドランらしい。ランナー3塁で、しかも打者のカウントがフルカウントなのに。
そこで、投手が投げた球は膝元低めの直球。虚をつかれた熊猫、手を出せず。見逃しの三振。こりゃ、驚いたわたしから三振を奪うなんて。かつての3年間、96打数で三振の数、僅か5。三振率0.052。しかも見逃しの三振となれば、過去1回のみ。
こうして、2年3ヶ月ぶりの試合は2打数無安打で終了した。
しかし、この長い長いインターバルですっかりわたしの体は錆付いてしまったようだ。簡単に凡退してしまうなんて。
ちなみに試合は4-3でマイティフロッグが勝利。練習試合といえど、03年の創立以来初めて勝利を飾ったのである。
投じられた初球はやはり直球。
やや内角のやや高め。
思い切って振りにいくも空振り。その強振に思わず自軍のベンチがどっと沸く。
こうして熊猫の2年3ヶ月ぶりの打席が幕を開けた。
場面は2回裏。2死走者なし。
投手はアーム投げに近い右きき。制球が悪く、球はそれほど速くない。
左打席の熊猫。2球目を待つ。
この回のはじめ、自軍ベンチ前では円陣が組まれた。
キャプテン曰く、「投手は制球が悪いから、よく球を見ていこう」。
それも一理ある。だが、積極的にいくことは相手に脅威を与えることでもある。
中学校での部活でわたしは必ず初球を見逃した。どんなに、甘い球でも打ちに行くことは絶対になかった。初球で凡退したらもったいないと思ったからである。
しかし、娯楽の草野球ではそんなことなどない。初球を打たずに何を打つというのか。ともあれ、初球を空振りした熊猫。2球目は変化球か。
とりあえず、変化球にも対応できるよう、センター返しを心がける。
2球目もストレート。ほぼ真ん中の絶好球。しかし、熊猫捉えられず、バックネット方向にゴロのファール。こうして、アッという間に熊猫は追い込まれたのだった。
3球目は必ずカーブかスライダーが来ると思っていた。
恐らく誘ってくるだろう、と思っていたらホントにスライダーが来た。
あわよくば打っていこうとも思ったが、外角にコースが外れた。
カウント2-1。4球目は高めのストレート。見送ればボールだったかもしれないが、手を出し、一塁へのイージーゴロ。ややこねたようなバッティングで久々の打席を終えたのである。
2回目の打席は5回裏。
1死1 塁の場面。キャプテンがしきりにサインを出す。実は今日初めてサインを教わったものだから、よく分からない。
多分、盗塁のサインが出たはずだ。この回から登板している2番手投手の初球のストレートを見逃した。判定はボール。走者は走って盗塁成功。1死2塁に。
次にキャプテンは打っていけ、とゼスチャーした。2球目、ほぼ真ん中のストレートを強振。打球は3塁線にボテボテのゴロのファール。
意外とこの投手、球威がある。
球もそこそこ速い。
あとで人に聞いてみると120kmくらいは出ていたんじゃないか、と言っていた。
カウント1-1。3球目のストレートは外角に外れ、1-2、バッティングカウントになる。
ここで、キャプテンを見やると、どうもバントのようなサインが出た。「なんか、おかしいなぁ」と思ったけれど、そのままにして4球目の投球を待つ。
4球目もストレート。外角ややコースが外れたようにみえたが、ストライク。2-2になる。走者はそのまま、何も起こらなかった。
投球5球目、またもや何かのサインが出る。しかし、1死で2ストライクだ。一体、なんだろうと思ってやり過ごすと、5球目に走者が三盗した。判定は高めに抜けたボールだった。
2-3のフルカウント。ここで投手はわたしの膝元にスライダーを投じる。左打者なら思わず手を出してしまうコースだ。
しかし、熊猫、体が開き気味のおいらにとってはけっこう好きな球。手を出して、一塁線に転がるファール。
カウント2-3変わらず。またもや、ここでキャプテンからブロックサインが出た。 フルカウントから一体何事だ?と思ってわざわざタイムをかけてキャプテンの元へ。
どうやら、ヒットエンドランらしい。ランナー3塁で、しかも打者のカウントがフルカウントなのに。
そこで、投手が投げた球は膝元低めの直球。虚をつかれた熊猫、手を出せず。見逃しの三振。こりゃ、驚いたわたしから三振を奪うなんて。かつての3年間、96打数で三振の数、僅か5。三振率0.052。しかも見逃しの三振となれば、過去1回のみ。
こうして、2年3ヶ月ぶりの試合は2打数無安打で終了した。
しかし、この長い長いインターバルですっかりわたしの体は錆付いてしまったようだ。簡単に凡退してしまうなんて。
ちなみに試合は4-3でマイティフロッグが勝利。練習試合といえど、03年の創立以来初めて勝利を飾ったのである。
集合かかってなかったよー?! ねえ、怪鳥さん!
聞いてないよー!(ダチョウクラブ)
ちと今ドタバタ中でブログの更新もママなりません。。。これからも打ち合わせで初対面の人と会うことに……胃がイタイ~
でも熊猫ブログはみてますからっ!!
けど、師の試合内容がちょっと良くないね。試合から離れすぎてたせいだな、多分。とりあえずは再び試合慣れして、テンション&体の動きを上げていく事だろうね。
それにしても文章の端々から、運動不足のおっさんが老体に鞭を打ち、無理やり腰を回転させ、バットを振るう感がして、ちょっと切なくなったよ。俺が深読みしてるだけか??
しかし、とりあえず次の日は、筋肉痛になったろ?師よ。(笑)
ちなみに俺はただ座ってラインを引っ張るだけのパラで十二分に次の日筋肉痛だよ。(苦笑)
さて、今回の試合は練習試合。
7番右翼で先発。
2打数無安打でした。
だめだめじゃん俺。
ちなみに師よ。
筋肉痛はそれほどでもなかったよ。(多少はあったけれど)
それよりも、右足のアキレス腱がひどく痛かった。多分、もう少しやってたら、切れてたかも。
そうそう、誤解のないように言っておくけれど、この日、14時から2時間あまり、練習してから、試合やってます。
いやぁ、ホントしんどかった。
今週、日曜、祝勝会が開かれます(創部以来の初勝利を祝って)。
しっかりと読んでるね。怪鳥は。
ありがとう!
実は3塁走者走ってないんだよね。
確かに、スクイズなら理解できる。
よく分からんよ。
シツレイしました。。。
次の試合は6月4日@四つ木