Photo日記 2013- 07-Aside

チャイナタウンが好きだ。
横浜、神戸はもちろん、バンコクもタヒチのルトラックも。

八角の匂いと五香粉が入り混じったバザールも好きだし、愛想笑いもなく「没有」を連発する小姐も。
一見センスもないように見えるものも、厚顔で不敵に存在するとそこはもうアートのようになる。

そうそう、インドではチャイナタウンに何度救われたことか。
ガラムマサラに飽き飽きして、何も食べられなくなったボクを救ったのはいつだってチャイナタウンだった。
包丁とフライパン１本で、華僑は世界の果てまで行く。
その２つの調理具を使って、まるで魔法のようにあらゆるものを創りだす。

チャイナタウン。
それは奇抜か、ナンセンスか。
いやチャイナだ。

撮影地：神奈川県横浜市/横浜中華街
カメラ：Sony Ericsson IS12S（ケータイ）





「今日ですべてが終わるさ
　今日ですべてが変わる
　今日ですべてが報われる
　今日ですべてが始まるさ」
　　　（泉谷しげる「春夏秋冬」より）

薄くもやがかかった東京の空。
ひとつの出来事が終わると同時にまた新しい出来事が始まる。
その瞬間から。

撮影地：東京都港区/貿易センタービル39Ｆ
カメラ：OLIMPUS E-520