中野さん
インベンション…多声音楽に挑戦してみましょう 2声のインベンションですが、両手で弾くところは少なく、
1声ずつのモチーフが多いので、右手と左手が会話しているようにお互いをよく聴きながら
弾いて下さい まずはそれぞれの声部をしっかり仕上げるようにしましょう
ツェルニー…レガートなスケール、軽やかな8分音符の対比が特徴です
音符や休符の長さを正確に守るようにして、次のポジションへ早めに準備するようにしましょう
ななちゃん
インベンション…しっかりふよみして、よく練習してありました
1拍目が少し短すぎるので、1拍目こそテヌートをつけて強くしっかりと弾いて、2,3拍目の
8分音符をもっと弱く、ぜんぶ短いスタッカートで軽くひくようにしましょう
ブルグミュラー…こちらもとてもよくひけているよ
主題の部分は、右手の1と2の指をもっとひかえめにして、8分の6拍子のリズム感を
出すようにしましょう 2ページ目は今度は左手を弱くして、右手の
レガートなフレーズをよくきいてね
イ短調の部分は、左手の和音をよくたしかめてなおしておいてね
りのちゃん
ツェルニー…和音でひく練習をしっかりやって、和音のながれをききながらひけるようになったね
丸がついたけど、おうちで一度ペダルをつけてひいてみると、もっとひびきのうつくしさを感じながら
ひくことができると思うよ
インベンション…とてもよくひけています 強拍をもっといしきしてひくと、テーマの
さいしょの休符がより感じられるしシンコペーションのリズムが生きてくるよ
イ短調だけど、そんなにしょんぼりした曲ではないので、今のようにかっぱつに、でも
いそいでテンポがはやくならないように気をつけながらしあげていこうね
ソナチネ…1週間でとてもよくひけるようになりました しゅだい部、てんかい部、さいげん部、
それぞれのもちあじがあるし、さらにその中にもいくつかのフレーズが入っているので、強弱記号や
ドルチェなどことばにも気をつけてひくようにしてみてね
しーちゃん
ツェルニー…今はおとなしくて柔らかい感じにひけているけど、これからテンポを上げていって、もっと積極的で
活発な印象の曲に変えていきましょう
1拍や、1モチーフ、1フレーズが和音になっている部分も多いので、指使いを守って和音や
アルペジオは一まとまりにひくように気をつけてね
インベンション…シンコペーションの音はもっと強調してOK 前の音から音程が離れて高く
なっているパターンが多いので、よりしっかりと主張を持った音にしましょう
ものすごくゆっくりでいいので、両手で合わせてみてね
ソナチネ…右手のリズムに注意してね 出だしをあんまり速くすると、3連符や16分音符の
フレーズでテンポが重くなってしまうので、3拍子をゆっくり取るようにしましょう
この曲も両手で合わせて弾きますが、左手の伴奏で右手ののばしている音の響きを消さないように
注意してね
中村さん
グローバー…ピアノの前に座ったら、手首から持ち上げてそっと手を鍵盤の上に置いて、弾き始める前に
肩、肘、腕に力が入っていないか、指を置いたままブラブラブラっと腕をゆすってみて下さい
こわばりを解いて、リラックスした状態から重力に従ってそっと指の重さをけんばんに預ける
気持ちで音を出すようにしましょう
やさしい曲ですので、まんべんなく脱力できてきれいな音が出ているかよく聴きながら
弾くようにしましょう
トンプソン…だんだん複雑になり、音も増えて参りましたがよく練習されてとてもじょうずに弾けていました
次の曲にはフレーズを表すスラーがついているので、なめらかにつなげてひくことや、一つの
フレーズが終わったらブレスを入れて、新しく次のフレーズを始めること、フレーズの最後は
やさしく終わることに気をつけて弾いてみて下さい