
えつこさん
グルリット…次も2拍子ですね

左手はシンコペーションから始まりますから、またタイや、2拍のばす
バスの音の長さに注意して下さい

右手はスラーを意識して、レガートに弾くようにしましょう

シューマン…左手は伴奏ではなく、低音のメロディですから、右手の上の音の対旋律として
呼応していることを意識しましょう

倍の速さになると、新しいフレーズに入る前に1拍お休みを入れたくなりますが、
常に1拍ずつ刻んでいる音型なので、最後までノンストップで、お休みは入れず、
ですが8分音符は短く、弾むように歯切れよく弾いて下さい

さわこさん
ノクターン…出だしのフレーズは7小節目の2拍目で完結しますから、この7小節目の1,2拍目を
終止形として穏やかに治まるようにしましょう

逆に18小節目は穏やかに治まらずに次へと展開していきますし、この2パターンの
違いを意識するようにしましょう

75小節目からは、もう少しアチェレランドの加速があると良いと思います

89小節目からはソプラノを出して、バスの対旋律とのハーモニーをよく
聴きながら弾くようにして下さい

クイーン…3ページ目、Eの手前でくりかえして、2回目のDは左右ともフォルテで、ダイナミックに
弾いていいと思います

フォルテのままEの間奏につなげて、Fで急に雰囲気を変えましょう

Fはペダルなしで歯切れよく、leggeroに弾くようにして下さい

りさちゃん
ツェルニー…今は、左手も入れた1拍の中の4つの音が全部対等になっているけど、拍の頭の左手の音を
一番しっかり弾いて、その音と右手の三つ分が1:1になるようにバランスを
とりましょう

片手ずつ練習する時は、右手を極力弱く、鍵盤を触るだけという意識で軽く弾くようにしてね

両手で合わせる時は、1拍を和音で取って、フレーズの流れ、和音の流れをよく
聴いてみてください

シンフォニア…3声合わせた時に、バスのリズムや音を間違えやすいので気をつけましょう

8分音符はノンレガートで弾くことに統一してね

どの声部でも、テーマが出てきたらその声部が一番目立つように弾きましょう

ソナタ…テンポもちょうどよく、とてもよいしあがりでした

では発表会の曲に入りましょう

1曲目も譜読みしてみてください

りのちゃん
ツェルニー…フレーズ感はよく出ていると思います

もっと強弱をはっきりつけて、音楽的に表現をふくらませていきましょう

起承転結がはっきりした曲なので、わかりやすいと思います

2ページ目の2段目から、左手は歯切れの良い8分音符とレガートな4分音符の
フレーズの対比をはっきり出すようにしてね

プレリュード…29小節目以降を踏まえた上で、テンポを設定しましょう

右手は2声に分けられるけど、リズムが偏らないように、まんべんなく16分音符の
刻みを正確にね

29~30、左手の16分音符が始まったら急に重くならないように、音量も調整しましょう

ソナタ…がんばって譜読みしてますね

右手の和音の長さを正確に取ること、譜読みの段階から、音、リズム、指使いと同時に
強弱記号にも注意するようにしてね

35小節目からはdolceだからね
