雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

ちっちゃくても、らせん星雲。

2013年12月05日 | 天体写真(星雲・星団)
2日夜、早い時間に撮った南天のらせん星雲です。
焦点距離300mmの望遠レンズでの撮影のため、とてもちっちゃいです。

撮影DATA: 2013/12/02 19:23’~ CanonNFD300mmF2.8(手製絞りF4)
露出 3分×11枚  ISO 1600 LPS-P2FIL Cooled 60D (気温6℃ 冷却-15℃)
EM-200USD赤道儀 OrionSSAG ガイドスコープGS-60S PHD Guiding ステライメージ7 FlatAide

らせん星雲のクローズアップです。(画像クリックで等倍表示)
低空の上に薄雲で空が明るく、3分までの露光しかできませんでした。
総露光時間でも30分余りしかなく、ザラついた画像になりました。

このあと、撮ったNGC253銀河の画像は前回の記事でお見せしましたが、
雷まで鳴る天気となったため慌てて撤収しました。
次第に雲が増え、雷まで鳴りだしました。

この夜は湿度が90%近くもあり、使用している冷却デジカメ内部の
冷えた部分が結露し、電気回路がショートするトラブル発生。
このようなトラブルは前にもあり、これで5回目になります。
結露を防ぐために作ったのが”乾井送兵衛”だったのですが・・。
シリカゲルで乾燥させた空気を、ポンプでカメラを覆った袋内に送り込むというもの。
この夜 初めて使ってみたのですが、冷却用ファンまで密閉したため
温度が上昇し、カメラがあまり冷えない事がわかりました。

そこで、今度はこんなものを作り始めました。
一体なにを作っているのでしょうか?
それはまた次の機会に

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夜9時過ぎに外に出たら思いがけず星が輝いていました。
すぐ雲がでるのだろうと思いながらも設営開始。
撮り始めてしばらくしたら一面雲で撤収。
ところが撤収し終わったら素晴らしい星空に。
また曇るだろうと再設営はせずに、ToastProで撮影しています。
疲れる割に成果が少ないこのパターンが一番きらいです。

雲上くもがみ
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