雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

どんより空で撮った土星ほか

2014年05月14日 | 天体写真(月・惑星・彗星)
「どんよりした夜は大気の動きが少ないのでシィーングが良い」
と聞いた事があるのですが、星も見えないような どんより は別として
明るい月や明るめの惑星の撮影では、透明度が悪くても
一応のぞいて見た方が良さそうです。

10日の夜も月の周りにモヤがかかる空だったのですが、
設営してのぞいてみたら月面のゆらぎが控えめに思えたので、
前回シ-ィング不良で没となった土星のビデオ撮影を再度おこなう事にしました。

( 左側はStack完了時、 右側はWavelet処理ほか完成画像 )
前回はビデオモニターで大きくゆれていたため、ビデオズーム倍率はやや控えめ

前回より揺れがすくなかったため、ビデオカメラのズームを最大にして録画 (ノートリミング)
共通DATA :R200SS+NLV9mmアイピース
SONY HDR-CX170で動画記録 タカハシEM-200USD赤道儀 RegiStax6
5分前後の動画から良質な3000フレーム程度をRegiStax6で処理しています。

私の撮った数少ない土星写真としては、これでも今までのBestです。
(天文ガイド6月号の表紙などと比べないでね。)

土星が上ってくるまで時間があったので、同じビデオ撮影で月面の一部を拡大撮影。

共通DATA :2014/05/10 R200SS+NLV20mmアイピース
SONY HDR-CX170で動画記録 タカハシEM-200USD赤道儀 RegiStax6
1分前後の動画から良質な300フレーム程度をRegiStax6で処理しています。
下の画像はMicroSoft ICEで4カットをモザイク結合を行っています。
(スタック処理の境界線が一部見えていますが、録画時間=スタック枚数を増やせば改善されそうです。)

撮影個所はこのあたりになります。
月の全面画像は手抜きで撮ってありませんので、同日時のステラナビの画面コピーを使用

そのあと撮った地球から離れつつある火星
( 左側はStack完了時、 右側はWavelet処理ほか完成画像 )
撮影DATAは土星とほぼ同じ
一体どこが写っているのやら? 同時刻のステラナビです。

久しぶりのおりおんショットへの登場
30秒露光のシャッターを押してから位置に着くのですが、だいたいは亡霊のたぐいが写っています。
今回は 『千と千尋の神隠し』 のカオナシで登場。


==========================================
満月期で撮れないのは仕方のない事ですが、
そうこうしている間に梅雨時が近づいてきます。
ほんとに撮れる夜が少なすぎます。

雲上くもがみ
ブログランキング参加しています。
にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ ←いつもポチッとありがとうございます。
にほんブログ村

==========================================
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング参加してます

にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へ
にほんブログ村

応援(クリック)してね


天体写真 ブログランキングへ