雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

伴銀河M110とアンドロメダ銀河

2014年12月01日 | 天体写真(系外銀河)
22日夜、撮影開始1枚目で長野北部地震の震度4に見舞われました。
撮影中の地震は初めての経験ですが、信じられない事にまったく撮影画像には影響しませんでした。
1枚目の撮影画像は→

処理の終わった画像です。

伴銀河M110 とアンドロメダ銀河
ほぼ ノートリミング画像  ( 画像クリックで 元画像の35%の拡大画像を表示します )
( 上 が北の方向 )
撮影DATA: 2014/11/ 22 22:05’~ VixenVC200L+レデューサー(f=1,278mm F6.4
露出15分×9枚コンポジット  ISO 1600 Cooled 60D (気温7.8~6.8℃ 冷却 オフ) LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 ORION SSAG ガイドスコープGS-60S PHD2 Guiding ステライメージ7

わたしにとってこの画像には2つの意味があります。
1つめは、ピント合わせ用のバーティノフマスクを付けたまま3時間も撮影し続けた10/18のリベンジ。
 
2つ目は、写真集『FAR OUT』のように伴銀河とアンドロメダ銀河本体がつながって見えるかどうか。

1つめの課題は危うく二の舞になるところでした。(指さし呼称をしなかった)
2つ目の課題は、なんとなくM110からM31(アンドロメダ銀河)に尾が延びているような・・

今回はM110と呼びましたが、実はメシエ自身はM109 までしかカタログに登録していません。
メシエのスケッチにのこの銀河が記載されていた事から、没後に追加されたものです。
したがってM110の名称は使うべきでは無い、との意見もあります。
その場合、この伴銀河の名称はNGC205になります。

撮影中のおりおんショットです。
( 画像クリックで星座線入りの画像を表示 )
撮影データ: TAMRON Zoom(f=17mmF2.8) 60秒×4枚加算平均 ISO1600 ソフトフィルタ使用 kissDX(改) ToastPro

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いよいよ12月に入ります。
荒れないうちにとスノータイヤに交換しました。
これから日本海側では撮れたらもうけものの季節となります。

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雲上くもがみ
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