雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

この冬はドラムカンレンズを えこひいき。

2014年12月04日 | 機材
もう新月期であろうが満月期であろうが、月さえ見ることが難しいシーズンとなりました。
そんな裏日本(自虐的な言い方?)の冬でもごくまれに星の見える夜もあります。
そんな時にどうするか考えてみました。
1.徹夜で撮影できることは難しく、一時的な雲の切れ間での撮影
2.透明度は良くても湿度は95%を超え、気流はまず最悪の状態
そう考えると、このまま長焦点のVC200Lを使用するのは得策でないとの結論に。

となると、明るくて、焦点距離短めの撮影機材を準備したほうがよさそうです。
そこで白羽の矢が立ったのがドラムカンレンズこと、ヨンニッパレンズ
右側はメインの20センチ反射鏡筒R200SSの鏡筒バンド
購入したのはバケツレンズと名付けたサンニッパ(f300mmF2.8)の方が先なのですが、
同じく中古で購入したヨンニッパ(f400mmF2.8)はその巨大さと重量でドラムカンレンズと名付けました。
両レンズの比較については  参照。
ヨンニッパレンズの出番が少ないのは でも報告済みですが、
その原因の一つにレンズ鏡筒の固定方法の問題があります。
上の写真でわかるように、アリミゾの接触面となじませるため文具用品のガチャ玉をアルミテープで貼り付けてあります。
マルチプレートにガイド鏡筒と平行に搭載しているのですが、
肝心のヨンニッパの固定がしっかりしないため、大きなガイドずれが発生します。

撮影できないので暇にまかせていろいろ眺めていたところ・・
レンズ架台のネジ穴とR200SS鏡筒バンドのネジ穴の間隔が合っていることを発見。
そこで面(ツラ)合わせ用の木材を挟んでネジ占めしたところガッチリ固定できました。
カメラネジ(1/4インチ)の頭はホームセンタでは六角しかなかったため、頭の低い皿ネジをネット通販で購入しました。
仮組した状態です。ウエイトを付けてもレンズの頭が重いため、レンズ架台の前の2つのネジ穴を使用。

本番使用はいつになるかわからないのですが・・
グッドデザイン賞ものの艶姿をご覧ください。
鏡筒バンド自体に重量の偏りがあるのですが、これでもフリーストップになります。
実際に検証してみないとわからないのですが、
親亀子亀方式となったのもガイド結果にはプラスになるはず。

固定方法の改善ができたことに気を良くして、せっかくのF2.8の明るいレンズを
手製絞りでF4にしている点についても見直しを行いました。
それについては、次回の記事で。

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今回は手持ち機材の活用で、出費はネジだけだったのですが、
ネジサイズを誤って購入したため、2回分の送料と代引き料が。
高いネジにつきました。

500本を超えるこれまでの全記事リストは、 こちら から。
雲上くもがみ
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コメント (12)
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