雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

冬眠よりつらい?湿気寒い夜の撮影 (バブル星雲周辺)

2014年12月21日 | 天体写真(星雲・星団)
もう今年は撮影できないとあきらめていたのですが・・
19日夜、GPV予報より雲が薄くなんとか撮影する事ができました。

いつもの自宅裏口の撮影場所は積雪が40cmほどあったのですが、
昼間久しぶりに太陽が顔を見せたので一応除雪しておきました。
比較的短時間で設営可能なヨンニッパレンズを8時頃に設営。
風はないのですが、寒い!
この夜はうす雲があったせいで、放射冷却といっても-1℃くらいにしか下がらなかったのですが
湿度が99%!(デジタル温湿度計って100%表示できるの?)
蒸し暑い」というのがあるなら、「湿気寒い」というのもあってもいいかも。

例によって、その時撮れるものを撮る。ということで最初に狙ったのは
カシオペア座バブル星雲付近
左上に見える散開星団はM52
撮影DATA: 2014/12/ 19 20:44’~ canon NFD(f=400mm F3.2相当)
露出3分×20枚コンポジット  ISO 1600 Cooled 60D (気温-0.2~-0.5℃ 冷却 オフ) LPS-P2FIL
EM-200USD赤道儀 ORION SSAG ガイドスコープGS-60S PHD2 Guiding ステライメージ7 FlatAide
F3.2用の露除けフードを付けての撮影ですが、5分露光では画面真っ白。
今回も3分露光が精一杯の星空でした。
薄雲に加えて、このヨンニッパレンズ特有の甘い星像となっています。
バブル星雲とM52をトリミングした等倍画像とおりおんショットです。


画像処理して分かったのですが、今回は防犯灯隠し竿、灯火遮蔽パネルと光害対策をしたにもかかわらず、
フラット処理後も前回同様、画像の下部と左右に強い陰りが残りました。
(レベル調整だけ行った画像。 完成画像はFlatAideで目立たなくなっています。)
という事は防犯灯のカブリというより、ミラーボックス及び露除けフードによるケラレのようです。
おまけに、この後の撮影ではレンズ中央部にうっすらとくもりが確認できました。
やはり、このヨンニッパにはこれまでのF4露除けフードが適しているようです。

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結局、日が替わった頃にはどん曇りとなりました。
この時期 星が見えるとつい撮ってしまうのですが、
寒過ぎて集中力の持続が難しいです。
冬でも遠征してる人は大変だろうなぁ。

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雲上くもがみ
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コメント (18)
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