雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

これまでで一番のトリオ銀河(しし座)

2016年03月20日 | 天体写真(系外銀河)
15日夜は月没と入れ替わりに雲が出て、NGC2903を撮るだけで終わりましたが、
撮影画像は新しいガイド方式の有効性を期待させるものでした。

翌日は上弦の月で更に月没は遅くなった(0時47分)のですが、
今度は月が沈むころには雲も切れるとの予報でしたので
腰痛が完治しない中で2夜連続で設営しました。

月が沈む30分前から撮り始めた しし座のトリオ銀河です。

しし座のトリオ銀河  
( 画像クリックで元画像の30%まで拡大表示 )
( 上が北の方角 )
撮影DATA: 2016/ 3/17am 00:20’~02:20’ Vixen VC200L+レデューサー(合成f=1,278mm F6.4) 露出 15分×8枚
 ISO 2500 Cooled 60D (冷却オフ)  タカハシ EM-200 Temma2M ガイド鏡GS-60S PHD2Guiding ステライメージ7
銀河トリオのメンバー紹介です。
( 元画像の50%サイズで切りだしてあります )

 
このエリアは毎年のように撮っていますが、これまでのBest画像になりました。

夕方に上弦の月を見たのですが、前日に比べて明らかに空気のゆらぎが目立っていました。
今回は真面目に月を撮る気はなかったので、銀河の撮影と同じくレデューサーをつけたまま撮っています(f=1278mm)
今回のトリオ銀河は、上の月の画像と同じ写野角で撮っていますので、
比べると 銀河トリオの三角形の方が月よりも見かけが大きいように思えます。

気になるガイド結果は、平均すると1枚(15分露光)あたり3.5画素(東から西へ)になりますが・・
( 画像クリックで拡大表示できます )
星像はほぼ丸く、今回も十分許容範囲内でした。

撮影中風景のおりおんショットです。
( 画像クリックで星座線入りの画像になります )
今回は新しい「飛び板」方式ガイドシステムの成功を祝って、わたしも参加しています。(おりおんショット++ ?)
( 30秒間 息を止めていたのですが・・ )

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これでガイドがずっと安定してくれれば、
次は〇〇と□□もやって
更なる画質改善を目指そうなんて考えています。
次回はこのあと撮ったりょうけん座「M106銀河付近」 の予定です。

雲上くもがみ
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コメント (4)
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