雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<Ⅱ銀河系-11 オリオン大星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年05月15日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
天気もぱっとしませんが、明日が満月のため当分撮影はお休み。
そこで今回も シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。
今回は泣く子も黙る(?) オリオン座のあの星雲です。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。

Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-11 オリオン大星雲 1600 光年 
種別 散光星雲 明るさ 3.0等級 見かけの大きさ 66×60分角 星座 オリオン座
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冬の星座オリオン座のほぼ中央にある肉眼でも見えるとても明るく名前の知られた散光星雲です。
この大きな星雲を輝かせているのはトラペジウムという若い高温の星のグループです。
星雲内では過去にトラペジウムをはじめ2000個もの星が誕生し、
現在も新たな星が生まれつつあります。

冬はめったに晴れない日本海側ですが、この星雲は毎年欠かさず撮影しています。
( と言いながら・・ 調べてみたら2020年11月以降撮影していませんでした )
この星雲はまばゆいばかりのトラペジウムや星雲外周部のごく淡いガス雲との明度差が大きく、
両者を共に見せたいため3夜をかけて4段階の露光で撮影したものを画像処理しています

多段階露光によるオリオン大星雲の写り方の違いになります ↓
( 画像は北が右方向になっています )
10分露光ではトラペジウム付近は完全に白くつぶれてしまっています

以下、これまで撮ってきたオリオン大星雲の画像を ズームアップする順にお見せします。
2020/11/ 5am TamronZoom(fl=17㎜ F2.8) 30秒×5枚 ISO1600 kissDX(SEO-SP2)

2009/ 3/15am EF 70~210㎜(fl=160㎜ F3.5) 3分×10枚 ISO1600 kissDX(SEO-SP2)

2017/ 1/26 NFD400㎜(F4相当) *他は 画像下部のデータラベル参照

2017/11/28am vixenVC200L+Red(fl=1278㎜ F6.4相当) *他は 画像下部のデータラベル参照

次回の 自宅で撮った『大宇宙SCALE』は はくちょう座のあの大きな星雲コンビの予定です。

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かたてま野菜』を植えてから明日で一週間になります。
植えた後は 雨や曇りで気温が上がらず、
特に日照りを好むというスイカが大丈夫か心配しています。

それでもキューリは早くもツルを延ばして、じきに支柱立てが必要になりそう

成長が遅れているのではと思ったスイカも、植えた時よりはたくましくなっているようです

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