雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

<Ⅱ銀河系-12 北アメリカ星雲/ペリカン星雲>自宅で撮った『大宇宙SCALE』

2022年05月20日 | 自宅で撮った『大宇宙SCALE』
月の出が遅くなる下弦の月までまだ数日あります。
そこで今回も シリーズ 自宅で撮った『大宇宙SCALE』でしのぎます。

退職を機に再開した天体写真ですが、70代に入ったくぎりとして
この約10年間で撮ったものを振り返って見ることにしました。
掲載順序としては手持ちの天体写真集 大宇宙SCALE を参考に
地球から近い天体の順に掲載しています。

Ⅱ 銀河系
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Ⅱ-12 北アメリカ星雲/ペリカン星雲 2000 光年 
北アメリカ星雲 : NGC 7000
種別 散光星雲 明るさ 6.0等級 見かけの大きさ 120×100分角 星座 はくちょう座
ペリカン星雲 : IC 5070
種別 散光星雲 明るさ 3.3等級 見かけの大きさ 80×70分角 星座 はくちょう座
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夏の星座 はくちょう座にある巨大な散光星雲です。
一見すると特徴的な形をした大きな2つの別の星雲に見えますが
実はつながっている大きな一つの星雲で、
手前にあるガス星雲に遮られていない部分が明るく見えています。

見かけサイズが大きい事から当初は望遠レンズで狙う好対象でしたが、
星雲の細部を写すために反射望遠鏡で撮った画像をつなぎ合わせるモザイク撮影もやっています。
3カットに分けて撮影しているため、総露光時間は4時間にもなっています ↑

以下 今回も撮影日時順ではなく、はくちょう座の両星雲がズームアップで見れる順番でお見せします。
流星群にはさまれて北アメリカ星雲が中央に小さく写っています ↑

はくちょう座にある網状星雲などの星雲も写っています ↑
( 北アメリカ星雲の近くにある明るい星は、はくちょう座の1等星 デネブです )

北アメリカ星雲の北側を彗星が通過していきました ↑ ( 縦タテ構図で撮っているため 北は右の方向になります )

元々赤みの強い星雲ですが、赤外域まで写るよう改造したデジカメで撮影しているためより明瞭に写っています ↑

北アメリカ大陸の南部、メキシコあたりでしょうか? ↑ ( 縦タテ構図で撮っているため 北は右の方向になります )

最後に縦構図で撮ったペリカン星雲の立ち姿をドーンとお見せします。


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かたてま野菜』の方は順調に育っています。
まもなく風よけのビニール袋を外せるでしょう。

家の周りの勝手連の花たちですが
サツキはほぼ終わり、シャクヤクのつぼみも膨らんできました。
今咲いているのはシャクナゲです

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