雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

リベンジ! 網状星雲 全景(ヨンニッパでこってり その5)

2022年10月17日 | 天体写真(星雲・星団)
先月30日の夜は連続の徹夜の二夜目になったのですが
雲予報は前日より更に良好で、21時以降はずうっと雲量”0”でした。

ただ ” サンニッパで速写シリーズ でも書いたのですが、
望遠レンズ+フルサイズカメラという広い写野に適した撮影対象は限られ、
おまけに前回”サンニッパで速写”で撮ってから日が経っていない事から
サンニッパで撮った対象をヨンニッパで撮りなおすケースが多くなりました。

網状星雲 全景  (はくちょう座)  
( 元画像の30% 縮小画像 )
( 上が北の方角  )
撮影DATA : 2022/ 9/30 21:11’~  Canon NFD400mm(自作絞りF4相当
露出 分 × 24枚 + 分 × 枚 ISO 3200 LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
タカハシ EM-200 Temma2M マイクロガイドスコープ 60 ToupCam 
ステラショット2(導入・自動ガイド) ステライメージ9(画像処理)

ヨンニッパでも余裕あり過ぎで網状星雲の全体が収まっています。
それでも前回サンニッパで撮ったものに比べると細部の描写は改善されています。

同じ範囲をトリミングして比較したものです。
まずは前回サンニッパで撮ったもの ↓

続いて 今回ヨンニッパで撮ったものになります ↓
空の状態や 絞り・総露光時間のちがいもありますが、細部の描写が改善した最大の要因は
拡大撮影されたことによる星雲部分の描画画素数の増加だと思います。

今回の『只今撮影中』ショットになります。 ↓
( 四角枠は今回のヨンニッパ画像の撮影範囲です )
9月30日22時15分~ Tamron Zoom(fl17mm F2.8) 30秒×6枚 ISO1600 ソフトフィルター KissDX(SEO-SP2) 三脚固定撮影

おまけという訳じゃないのですが、網状星雲の前に時間つぶしで撮ったものです。↓
コートハンガー星団 (こぎつね座)
撮影DATA : 2022/ 9/30 20:21’~  Canon NFD400mm(自作絞りF4相当)
露出 4分 × 10枚 + 1分 × 5枚  LPS-D1 EOS 6D (HKIR改造)
* 他は共通なので省略
初ショットだったのですが、もっと灯火の暗い時間帯にこってり露光で撮ってみたいですね。


= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =
孫娘の誕生日で久しぶりに千葉まで行ってきました。
コロナのせいで新幹線も東京駅も3年ぶりくらい。


にほんブログ村 写真ブログ 天体写真へにほんブログ村
いつもポチッとありがとうございます。

= = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = = =

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 星は すばる  ( ヨンニッパ... | トップ | アンドロメダ大銀河も再撮影 ... »

コメントを投稿

天体写真(星雲・星団)」カテゴリの最新記事