雲の上には宇宙(そら)

 雪国越後にて、30年ぶりに天体写真に再チャレンジ!

5年前のそら 2007.10(1)

2012年12月21日 | 5年前のそら

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初めての撮影は近くのゲートボール場
 □2007.10. 5(金)
  3連休で帰省した初日、早速TST撮影の機会が訪れた。
 家に着くと雲があるものの、それなりに星が見える。
 夕食後、雲が増えてきたのであわてて近くのゲートボール場に車で移動。
 雲で中段するまでカメラ三脚で数枚、初の固定撮影となった。
  (残念ながら、初ショットの画像は見つかりませんでした。)
  ・使用機材・・・EOS KissDX + TAMRON Zoom 17-50mmF2.8 +カメラ三脚
  ・撮影方法Zoomレンズ広角側(f=17mm)で固定撮影
  JPEG ノイズキャンセル"する" 露出時間30Sec・1分・2分 ISO:400or800
 TST撮影でわかった事
  ○固定撮影で星の流れ(日周運動)が許容できる露光時間は?
    f=17mmでも 30Sec程度まで (北極に近ければもう少し長くてもOK )
  ○光害の影響が許容できる露光時間は?
    ISO800でF2.8開放なら 30Sec~Max90sec程度まで
    (東側は高速道道路ICの照明で光害がひどく、上ってくるものを狙うのはきびしい!)
  ○ノイズについては、ISO800でも気にならない。
  予想以上に鋭い星像をむすぶため、
   広角側では星像が小さく、プリント時のインパクトが弱い
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  (対策)写す対象をえらび、長めの焦点距離で撮影する星の流れが目立つ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(対策)固定撮影では無く、ガイド撮影が必要!
 つまり、絵になる写真を撮りたければ ガイド撮影しかない!
 というのが、早くも最初の撮影で得た結論でした。
 (注)現在では更にデジタルカメラの高感度化が進み、ソフトフィルタを併用して
  固定撮影でも、すばらしい星景写真を撮られている方が大勢おられます。


 □2007.10. 6(土)
  昨夜につづき、透明度3.5/5 の星空。
 すでにビールを飲んでいたため、自宅横でガイド撮影の検証を行う。
 (そうなんです。昔90S赤道儀を買った時に、HD-2型モタードライブも購入していたのです。)

ガイド撮影の検証でわかった事
  ○アバウトな極軸設定でノータッチガイドでも、
   Zoomレンズ最長のf=50mm3分露光で、星のブレは認められない。
  Zoomレンズに問題 発見!
左上部に向けて星像がながれている!
・・・・・・・・・・・・・・・プリントしか残っていませんでした。 (注)記載の”自動ガイド”とはノータッチガイドのこと
絞り開放ではなく、F3.5に絞っても左上に向かって放射状の
流れが目立つ。
ちょうどレンズの中心が右下にあるかのよう。
もしかしてこれって、レンズ組み込み時の芯がズレているのでは?

この先は 「5年まえのそら 2007.10(2)」へ つづく

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久しぶりの「5年まえのそら」です。
シリーズの掲載をさぼったため、まだ2ケ月ほど
”五年前の今”とのタイムラグが解消されていません。

みんなで作る 「みんなの宇宙(そら)」写真館。
コンテストでは無く、展覧会 です。
応募お待ちしています。

ただ今「みんなの宇宙(そら)」写真館オープン展示中!
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