法音カウンセラー 釋 真聴 《日乗》

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主宰者の《日乗》

「お帰りなさい」

2008年02月08日 23時28分25秒 | 日乗

、昼過ぎ、昨年9月~12月に介助の仕事で出かけた区立の○○幼稚園に出かけた。

主任さんに挨拶をすませて、年長さんのお部屋に出向いた。

お弁当を済ませて、独楽や絵本を読んでいるところだった。

顔を見せると、子供達の大歓声。
足に絡んでくる児、手にぶら下がる児、独楽回しを「見て 見て」と周りを取り囲む児・・・。中には、背中に飛びつく児。
また、来週出かける遠足に、「水族館に一緒に行こう」と、嬉しい大歓迎で、もみくちゃであった。

その中で、○○君が「先生、お帰りなさい」と。
本当に嬉しい一言である。

しばらく離れてしまったが、幼稚園の仲間に入れてくれていてくれたのだろう。

園児達が、年長さんになったらまた出かけようと思う。

 

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敵の多いことを恥じる必要はない。・・・

2008年02月08日 00時31分51秒 | 日乗

2月7日(木)の朝日新聞『天声人語』から。

敵の多いことを恥じる必要はない。だが敵の名に恥じない者を敵にせよ、と言ったのは明治の文人国木田独歩。「卑しき敵を持ちたるだけにて此方(こちら)の敗北なり」と言葉をつないでいる。

この言葉に触発されての自由連想。
①『国家の品格』は、数学者の藤原正彦の名著。
 2年ほど前には、書店の店頭に平積みされたベストセラーだった。
 最近でも、この「品格」にあやかった題名の本が出版されているようだ。
 で、国木田独歩の文章から、日本人の「品格」が感じられる。
 明治の文人・知識人、一部の一般人は、「大蔵経」を読むほどの知性があったそう       だ。
 「品格」は、日本文化に裏付けされるものである。
 藤原正彦が主張するように、私も、小学校段階での英語教育よりも国語教育の充      実に賛成したい。

②ホームレスを襲撃したり、いじめ問題は、「弱いものいじめ」である。
 このような事件は、国木田独歩に言わせれば「問答無用」の体たらくだろう。
 「弱いものいじめ」は、日本では恥であったと思う。
 日本の文化が脆弱になったのだろう。

③杉並区のある中学校では、予備校との連携の事業がスタートしたそうだ。
 公立学校で、このような取り組みをするのは、破廉恥な事業だと私は考える。
 公立学校の目的は、知的な学力を向上すること受験勉強のための教育よりも、国     木田独歩が言うような 品格をもった日本人を育成することだろう。

④小学校で、児童の授業時間が増えるそうだ。
 まったくナンセンスである。
  いわゆる、児童生徒の学力の低下への対策らしい。
 授業時間を減らして、ゆとりの時間や総合的時間を導入したのは、どこのだれや   ら。
 その張本人が、あわてふためいて、授業時間を増やすなど、ナンセンスである。
 子ども達は、授業時間は増える、土曜日曜日は野球だ、サッカーだ・・・塾だ習い        事だ・・・と、大変なのである。
 いつもいつも、大人の眼の内、指導の範囲内である。
 このような環境の中では、子どもの独立心は育たない。

日ごろの、愚痴の羅列になってしまいました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

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