半世紀ほどの昔。
紀野一義師が主宰する高野山の合宿に出かけたことがあります。
ボクのお目当ては、詩人の坂村真民さん。
まだ、坂村真民さんが有名になる直前。
高野山の宿坊で、お話しをさせてもらったことがあります。
年末・年始、本棚の整理をしました。
久しぶりに、坂村真民さんの
自選 坂村真民詩集 大東出版
詩集 詩国第二集 大東出版
を開きました。
で、詩集を開きましたら、写真の未使用の10円ハガキが出てきました。
坂村真民さんにから、「念ずれば花ひらく」の色紙をいただきましたので、
お礼状を書くつもりだのでしょうかねー???
念ずれば花ひらく
念ずれば
花ひらく
苦しいとき
母がいつも口にしていた
このことばを
わたしもいつのころからか
となえるようになった
そうしてそのたびに
わたしの花がふしぎと
ひとつひとつ
ひらいていつた
当時、ボクは公立小学校に勤務していました。
道徳の時間は、
いつも子どもたちに、
「念ずれば花ひらく」を暗誦してもらったものです。
各地にこの詩碑がありますね。数年前に上洛の折に、清水寺の境内にあったのを見てきました。
私も真民さんとの交流がありました。以前拙ブログにも書きました。今日はそのURLを貼っておきます。
市から届いたインフルエンザの予防接種の案内に81歳と記されており、我ながら信じられない思いです。
日が暮れて道遠しの心境です。今宵これにて。それではまた。
数年遅れで、私も後を追いかけて参ります。
私は大谷翔平選手と同じ7月5日生れです。
7月になりますと78歳です。
先ずは、親鸞聖人の90歳の入滅までをお互いの目標として、ご一緒に凡夫道を歩ませてもらいます。
なむナム