木曜日(7日)のTBSプレバト俳句。
名人・梅沢富美男さんが、ついに“永世名人”をつかみとりました。
お題は、「春の花屋」さん。
花束の
出来る工程
春深し
俳人・夏井いつき先生も、喜びで涙ぐんでいました。
梅沢さんの見事な俳句ですが、
夏井先生が、丁寧に解説をしてくれました。
また、これが良い。(webから拾います)
夏井先生のコメント。
「非常に難しいことに挑戦してくださった。
この句はどんな“花束”なのか映像として描いてないんです。
さらに、“出来る工程”というのもある程度の時間を意味しているだけ。
上五、中七では花束を作る人の手元だけで具体的なことは何も書かない。
こういう展開できたら、具体的な季語や映像を持った季語を置いて、
安全策をとるものなんです。
ところが、“春深し”という映像をもたない時候の季語なんです。
本当に、超ハイレベルな挑戦です」
「最後に季語が出てきた瞬間に、
読み手の脳の中には、
水切りの水、花ばさみの切っ先、花を束ねたり外したりする動き、
リボンやセロハンの手触りとか、
“春深し”のイメージを持った花束が出来上がっていく。
作者の抱いた考えに近いものを
読み手にちゃんと手渡している。
これは季語をちゃんと信じないと、やる勇気はない」
「永世名人は季語を信じる力を持った人に差し上げたい称号です!」
ボクは、梅沢さんの俳句、夏井先生のコメントを聞きながら、
親鸞さまを思い出していました。
一般に、佛道は、「教 行 証」。
親鸞さまは、「教 行 信 証」。
「信」を大事にされた親鸞さまを念う。
南无阿弥陀佛
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