年末・年始、本棚の『毎田周一全集』を読んでいます。
第12巻に、夏期研究会報告の様子が記されています。
昭和40年8月14日から19日までの6日間、
31名(男性24名 女性7名)の参会者とご一緒に、
ベートーヴェンの最後の弦楽四重奏を学んだ様子が詳細に記されています。
参会者は、音楽好き、ベートーヴェンファンでもなさそう。
ほとんどが、お釈迦様や親鸞様や道元様のこと、
また、自分学・自分道について学びにこられたのでしょう。
ところが、毎田師は、弦楽四重奏を聴くことだ押し切った由。
もし自分がこの研究会に参加していたら?と想像たくましくした次第。
たぶん、多くの参加者同様に、落ちこぼれになっていたでしょう。
毎田師の言葉を借りると(愚民達)であります。
ただ、この愚民達(参加者)も、
同じ楽章を何度も繰り返すうちに、次第に正しいたどり方に近づいたと。
後期高齢者のボク(愚民)も、
この夏期研究会報告を頼りとして、
ベートーヴェンの弦楽四重奏を学ぼうと決意。
昨日は、葛飾中央図書館からジュリアード弦楽四重奏団のCDを借りてきました。
本日午後、上野文化会館音楽資料室に出かけ、
ヴァルター・リーツラー著
『ベートーヴェン』
音楽の友社出版
を借りて、後期弦楽四重奏の解説をコピーしてきました。
近々、銀座ヤマハの出かけて、スコアーを購入してきます。
今年はこのあたりから、
後期高齢爺の学びがスタートします。(笑)
本日(1/6)のZoom法音道場は、
『歎異抄・第四章』の音読でした。
ボクが、気になったところは、
「今生に、いかに、いとおし不便(フビン)とおもうとも、
存知のごとくたすけがたければ、この慈悲始終なし。」
「たすけがたい」。
昔昔、カウンセリングの勉強を始めた頃、
先輩から、「カウンセラーの役割は?」の質問がありました。
ボクは、世間知らずの若造でしたので、
自信満々に、
「カウンセラーの役割は、クライエントをたすけることです。
そのために、臨床経験を積み勉強をしています」
と答えたものです。
マアマア、簡単に言えば、
カウンセラーがクライエントを引っ張り上げる・指導するようなイメージ。
こんなところから、ボクのカウンセリングの勉強がスタートしました。
さて、数年後。あるワークショップの席上、
先師・五十嵐正美先生が、
芭蕉の『野ざらし紀行』から、
「猿を聞く人捨子に秋の風いかに」
の一句から出題されました。
「捨子を救済することなく、食い物を与えただけで、
通り過ぎた芭蕉の気持ちは?」
マアマア、ワークショップでのディベート場面を想像ください。
「もし、芭蕉さんを裁判にかけたら、(有罪?)それとも(無罪?)」
ということで、三十人程の参加者が、
(有罪)派と(無罪)派に分かれて、討論を展開したものです。
さて、皆さんは、どちら派ですか?
いよいよ、明日からZoom法音道場のスタートです。
◆1月6日(月) 午前10時30分~11時10分
『歎異抄』4章の原文と、
高橋源一郎『一億三千万人のための「歎異抄」』を読みます。
楽談タイム(井戸端)もあります。
ぜひ、お出かけください。
ご連絡のお方に、招待メールをお届けします。
★写真は、ベランダからの「光雲」
写真は、わが家のベランダからのJR駅前の眺めです。
東京オリンピック前までは、
長い間、JR駅北口も南口も昭和の商店街でした。
マア、広い空き地も手つかずでした。
ところが、オリンピックが終わるやいなや、
大手のゼネコン&下請けの建設業者による高層マンションの建築が一気に始まりました。
人口減のこのお国で、
このように高層マンションが必要なのか?
本当に疑問です。
街の噂ではウワサでは、
中国人が購入していると!
この数年、この街も、中国人だけでなく多国籍の方々が住むようになりましたので、
需要はあるのでしょう。
経済を大きくすればするほど、
このお国は中国人や多国籍の方々の力も必要でしょう。
自公政権がすすめる経済政策。
経済を大きくするのが宜しいのか?どうか?
また、急激な経済拡大が宜しいのか?どう?
老爺が考えても仕方のないことではありますが、
確かなことは、腐りきった自公政治を「STOP!」することが急務ですなー?
国政だけでなく、財界も、マスコミも、法曹も・・・「リセット」が必要ですね。
もちろん、自民党にすりよる公明党いけません。
また、維新や国民やことによると立憲なども、
自民党と手を組もうとする輩もいけませんなー。
野党なら、一にも二にも、「打倒自民!」でしょう。
ボクは、今年の国政選挙では、
山本太郎さん&れいわ新撰組を応援します。
財界や宗教界や労働組合との「しがらみ」がないのが宜しい。
「国民目線」が宜しい。
先ずは、野党第2党ぐらいの「躍進!」を期待しています。
毎田周一師の言葉(全集九巻より)
この世になすことがなくなって、
始めて本当の仕事が出てくる。
数え八十歳の爺です。
「さて?」
なむ ナム
世界的な「新型コロナウィルス」が大流行の2020年の5月から、
Zoom法音道場で『歎異抄』学習会をスタートしました。
毎週月曜日、午前10時30分~11時10分の開催です。
新年のスタートは、1/6(月)になります。
内容は、原文&高橋源一郎『一億三千万人のための「歎異抄」』を併読しています。
楽談タイムもあります。楽しい“時空”です。
ぜひ、お遊びください。
毎田周一全集(第10巻)より
*歎異抄を読みませう。そこに人生の全体があります。
*歎異抄とは何でしょう。天下無比の内省の書であります。
最深、最奧といってよいでしょう。
*歎異抄さへ知ってをれば、天下何れの書に出会っても
驚くことはありません。
おだやかな新年ですね。
昨年9月末からの入院、自宅養生(ドレナージ)。
そして、12月5日に内視鏡手術での胆嚢全摘、
24日に内視鏡で胆管のステントを抜く・・・
ずっと、運動ができずしまいでした。
ようやく、昨年末から自宅でのストレッチに入り、
本日午後、江戸川河川敷にでかけて軽いジョギング&ストレッチで身体づくり。
土日祭日のグランドは少年野球で賑やかですが、
お正月や平日はボク専用のグランドになります。(笑)
2025年 乙巳(きのとみ)のスタートです。
今年の干支には「モノゴトを安定させていく」の意味があるそうですね。
戦争・紛争・災害のない安寧の時代にしたいものです。
さて、お正月の西の空に“ヘビ雲” 見つけました。
今年も、よろしくお願いします。
なむ ナム