うっかり、ウッカリ

2005年04月02日 | diary
4月1日から個人情報保護法が施行された。
わたしも以前、近くのスーパーのカードをつくったが、そのカード会社の個人情報が漏洩した。
お詫びだといって、500円のギフトカード1枚が送られて来た。
しかしその頃に、何通か立て続けに私の名前で架空請求の葉書が届き、本当に嫌な思いをした。
多分そのカードの情報だと思った。
葉書の内容は誤字はあるし電話番号は携帯の番号、おまけに責任者の名前も近藤勇だって……。

極めつけは電話でかかってきた、当時のオレオレ詐欺。
例の警察官と被害者が弁護士で、夫が事故を起こしたと言うパターン。
まだこのヴァージョンは有名ではなかった頃。
だから最初は腰が抜けそうになり、頭のなかが真っ白になる。
聞きながら携帯で夫に試しに連絡をしようにも、そういうときにかぎって手元に無い。
しかし向こうの言い分を聞いていると、わたしの頭の中でこれって何か変という注意信号のベルが鳴り出した。
振込先を聞き出して、すぐ近くの交番に走ったが…。

今週、M銀行の顧客リスト27万人分を紛失したニュースを聞いたばかり。
わたしもM銀行の顧客なのだが、名前から口座番号などすべての情報がのっているという。
銀行側は、どこからもクレームが来ていないので、うっかりシュレッダーにかけてしまったのかもしれないという能天気な答え。
それが例え本当だとしても、ウッカリ…これが一番怖い。
ウッカリで済ませられたら○○はいらないのにね。

しかし、わたしもウッカリが多い。
しっかりそのときは肝に銘じても、ついウッカリ忘れる。
コメント (2)
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