姉に誘われて、姪と3人で箱根に行く。
箱根の山の上は今が遅い春。千本桜の吉野山(行った事も、見たこともないけれど…)のように山全体がグリーンとピンクの淡いヴェールを掛けたようで、雨が降り出して更に美しくなった。
千石原に箱根ラリック美術館が先月オープンしたらしい。
一泊した翌日は、そんな訳で雨だったので予定を変えて美術館に行く。
わたしはラリックの、ジュエリーの中に表現された自然観や宇宙観に昔から惹かれている。
動植物や鳥の表現が当時のジャポニズムの洗礼を受けているとはいえ、やはりどこかが決定的に違う。
それが何なのかと考えるとやはりラリックの自然の形態の捉え方だと思う。
例えば普通は美しくないとされている蝙蝠や蛾や魚の開きなど。しかし、ここの作品を見ていて、ほとんどすべてが以前見た記憶があった。帰宅して13年前に国立近代美術館でのラリック展の図録を引っ張り出すと、やはりみんなそこに載っていた。ミナミ美術館所蔵とあった。するとそこがすべて手放したという事なのだろうか。
確か秋葉原にあったミナミ電機の社長が収集していたコレクションだった。
ミナミ電機は、確か随分前に閉店したと思う。
それよりエントランスに飾ってあった、假屋崎省吾の活け花にはみんなでどひゃぁ。
せっかくのラリックと、趣味の悪い赤や薄紫色の造花の活け花はどうにもミスマッチ。何とかしてぇ(笑)
箱根の山の上は今が遅い春。千本桜の吉野山(行った事も、見たこともないけれど…)のように山全体がグリーンとピンクの淡いヴェールを掛けたようで、雨が降り出して更に美しくなった。
千石原に箱根ラリック美術館が先月オープンしたらしい。
一泊した翌日は、そんな訳で雨だったので予定を変えて美術館に行く。
わたしはラリックの、ジュエリーの中に表現された自然観や宇宙観に昔から惹かれている。
動植物や鳥の表現が当時のジャポニズムの洗礼を受けているとはいえ、やはりどこかが決定的に違う。
それが何なのかと考えるとやはりラリックの自然の形態の捉え方だと思う。
例えば普通は美しくないとされている蝙蝠や蛾や魚の開きなど。しかし、ここの作品を見ていて、ほとんどすべてが以前見た記憶があった。帰宅して13年前に国立近代美術館でのラリック展の図録を引っ張り出すと、やはりみんなそこに載っていた。ミナミ美術館所蔵とあった。するとそこがすべて手放したという事なのだろうか。
確か秋葉原にあったミナミ電機の社長が収集していたコレクションだった。
ミナミ電機は、確か随分前に閉店したと思う。
それよりエントランスに飾ってあった、假屋崎省吾の活け花にはみんなでどひゃぁ。
せっかくのラリックと、趣味の悪い赤や薄紫色の造花の活け花はどうにもミスマッチ。何とかしてぇ(笑)