たま~に、気分は鬱

2005年04月27日 | diary
ひとつは尼崎の事故のニュース。
遅々として進まぬ救助。素人には分からない事なのかもしれないが、それにしても時間がかかり過ぎる。
どうして、どうしてとニュースを見るたびに歯がゆく思う。
電車に乗っているのかもしれない家族に、何度も何度も連絡をとり、それでも繋がらない時の焦燥感は想像に余りある。
わたしに、最近これに似たシチュエーションがあったので、持って行き場の無い辛さが良く分かる。

それから昼間、急に降り出した激しい雨のせいなのかも。
あんなに晴れていた青空が俄かに掻き曇り、いきなり大粒の雨が。
わたしはそんな低気圧に弱い。雨が降る前は時々頭痛が始まる。
雨が降ると、自律神経が乱れ鬱になりやすいらしい。
評論家の江藤淳が自死した日も、こんな風に急に激しい雨が降った日だったと聞いた。

親友のMさんから来月の美術展の葉書が届いたのも…。
彼女はすっかり芸術家として認められている。
Kさんもニューヨークから戻って自分の建築事務所を持ち、本でたまに名前をみかける。
中学から大学まで三人一緒だった。
わたし以外は、ふたりともあの頃と全然志が変わっていない。
どこでわたしは違ったのだろうか。ああ(頭を掻きむしって…)
親友の活躍を知るたびに、わたしの中に湧き上がるある種の感情。
わたしも、そこそこ到達したと自分では思っていたけれど、まだまだ甘いと今では思う。今は心地よい微温湯に浸かっているような、居心地の良さに慣れきっている。
まぁ、人のことを羨んだからってどうなるものでも無し。
自分は自分よと思ってもねぇ。
色々な事をやっても、結局は死ぬまでの暇つぶしをしているみたいな……そんな感じ。

嫌だな。こんなネガティブな自分。
時々陥る、プチ鬱。
コメント
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