目黒雅叙園と表参道ヒルズ見学

2006年04月02日 | おでかけ
昨日は目黒雅叙園のランチ付き見学に夫と出かけた。
あのユニークな内部を、一度見たかったのだ。
日本のバロックと言われるだけあって、過度の装飾がエンタメ性を高めている。
どひゃぁ~と驚いたり、なかなか楽しめる空間だった。
おじさんギャグ連発の説明も飽きさせず、見学コースも気がつけば1時間半もかかった。
室内のこれでもかの豪華さとは裏腹に、窓から垣間みえる外装の質素さに驚きながら、昔の日本家屋への懐かしさが湧いてくる。

薄暗い電灯や、障子から洩れる淡い光が妙に切なかったりして…

ちょうど今は、桜花爛漫。
横の目黒川沿いには見事な桜並木が続き、思いもかけなかったお花見が出来た。
 
夫が、ついでに表参道ヒルズへ行きたいと言い出した。
夫もわたしも建築を生業にしているので(わたしは休業中)かつての同潤会アパートの辺りが、どう変化したのか興味があった。
確かブティックという言葉はあの辺りの小さな店舗から始まったと思ったが、独特の雰囲気のある好きな場所だった。
かつては大人びた通りだったが、年々その年齢層が低くなり、わたしは来ることも無くなった。
来たのは何年ぶりだろうか。
原宿で降りると、人。人。人。
佃煮でもできそうな人波。
そういえば春休みだ。

表参道ヒルズの印象としては、ただファサードが長いだけの建物。
あの傾斜地を上手くスパイラルスロープで解消しているが、内部は何故かひどく息苦しくなる空間なのだ。
閉所恐怖症の人には、ちょと辛い感覚かもしれない。
人が多いからなのだろうか、早く外に出たくなった。

コメント
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