おお!怖っ

2006年04月20日 | diary
 手術入院している親友をお見舞いに、友人とふたりで飯田橋の病院へ行った。
手術でしつこい痛みが取れた友人は、本当に元気になっていた。

ラウンジでお喋りをしていると、女性の患者さんがじろりと覗き込んだ。
その患者さんが行くと友人はひそひそと。
「病室ってひとつの小さな社会でしょ。
だから色々な性格の人がいて気の弱いわたしはそれだけで参っちゃう」
確かに彼女は、昔から気が弱いのをわたしが保証する。
「今のぞいた人は、部屋で一番古株で威張っているのよ。」
病室にもヒエラルキーがあるとは……
「着替えのパジャマを多めに持ってくれば、貴女着替え何枚持ってきているの。よくそんなに持ってるわねと言うし、薄い眉毛をペンシルで整えれば遠くから病室でお化粧しちゃ駄目って怒鳴るように言うの。いつも人の動向を見張っているの…気にしなければ良いのだけれど、あの人の存在自体で疲れちゃう」

おお!怖っ。
入院するのも楽ではないのね。

帰りに八重桜が満開なはずの、新宿御苑まで足を延ばした。
期待通りに八重桜は満開。
春風が吹けば、ほろほろはらはらと足元を花びらが舞い、最近少しナーバスなわたしを癒してくれた。
しかし、明日は雨だとか。
来週はテニスの仲間と再び新宿御苑へ。
桜は待っていてくれるだろうか。
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