気になっていた友人から、久しぶりに電話があった。
去年から様々な問題を抱え、彼女は鬱に入っていた。
だから思いのほか、元気な声を聞けて嬉しかった。
しかし、少々心配なのは、京都時代の大学の先輩に誘われてある宗教に入ったとのこと。
別にその宗教をわたしは否定をしないが、そういう不安定な精神状態のとき故、彼女の事が気になっていた。
我が家の近くにオープンしたばかりのレストランに、他の友人も誘いランチを一緒に。
前回会ったときは、彼女の悩みを聞いていたら私まで何だか具合が悪くなってしまった。
今日はとても元気で、知り合った頃のざっくばらんで陽気な彼女に戻っていた。
お喋りをしていると、彼女が急に外を見て!と言うのでレストランの前の歩道を見ると、まだ22,3とおぼしきカップルが歩道のど真ん中に立ち止まり、何か言い合っている。
その男の子の顔が尋常では無いのだ。
ナイフを持っていたら今にも…そんな嫌な雰囲気が、みている私たちにも見て取れた。
レストランの人もウインドウ越しに心配そうに見ている。
男の子は何かを女の子に訴えているらしいが、更に泣きながら喚いている。
目が釣りあがり、怖ろしい形相だった。
その今にも切れそうな勢いに、Kが切れ掛かった時の事をわたしは思い出していた。
同じ目をしていたのだ。
子供に「貴方のためよ」と言いながら、親の論理を押し付け勝ちだが、子供にしたらそれが一番ウザイことなのかもしれない。
分かってはいても、愚かな母はつい…。
その時のKと同じ目だった。
多分、男の子は女の子に許せないほどの理不尽な事をいわれたのだろうか。
気がつくともういなかった。
ただの痴話げんかなのかもしれないけれど。
Kとは、離れて暮らしているけれど、ジャズやクラシックのコンサートへ行ったり、趣味的には夫より気があっているような。
色々な山や谷を経たからこそ、今はやっと大人として互いに尊重して近づけた気がする。
来月のキース・ジャレットのコンサート、Kと行こうか夫と行こうか、それともジャズ好きの友人を誘おうか今から考慮中なのだ。
去年から様々な問題を抱え、彼女は鬱に入っていた。
だから思いのほか、元気な声を聞けて嬉しかった。
しかし、少々心配なのは、京都時代の大学の先輩に誘われてある宗教に入ったとのこと。
別にその宗教をわたしは否定をしないが、そういう不安定な精神状態のとき故、彼女の事が気になっていた。
我が家の近くにオープンしたばかりのレストランに、他の友人も誘いランチを一緒に。
前回会ったときは、彼女の悩みを聞いていたら私まで何だか具合が悪くなってしまった。
今日はとても元気で、知り合った頃のざっくばらんで陽気な彼女に戻っていた。
お喋りをしていると、彼女が急に外を見て!と言うのでレストランの前の歩道を見ると、まだ22,3とおぼしきカップルが歩道のど真ん中に立ち止まり、何か言い合っている。
その男の子の顔が尋常では無いのだ。
ナイフを持っていたら今にも…そんな嫌な雰囲気が、みている私たちにも見て取れた。
レストランの人もウインドウ越しに心配そうに見ている。
男の子は何かを女の子に訴えているらしいが、更に泣きながら喚いている。
目が釣りあがり、怖ろしい形相だった。
その今にも切れそうな勢いに、Kが切れ掛かった時の事をわたしは思い出していた。
同じ目をしていたのだ。
子供に「貴方のためよ」と言いながら、親の論理を押し付け勝ちだが、子供にしたらそれが一番ウザイことなのかもしれない。
分かってはいても、愚かな母はつい…。
その時のKと同じ目だった。
多分、男の子は女の子に許せないほどの理不尽な事をいわれたのだろうか。
気がつくともういなかった。
ただの痴話げんかなのかもしれないけれど。
Kとは、離れて暮らしているけれど、ジャズやクラシックのコンサートへ行ったり、趣味的には夫より気があっているような。
色々な山や谷を経たからこそ、今はやっと大人として互いに尊重して近づけた気がする。
来月のキース・ジャレットのコンサート、Kと行こうか夫と行こうか、それともジャズ好きの友人を誘おうか今から考慮中なのだ。