今時の若い…

2007年03月25日 | diary
「今時の若い者は…」
昔から、年上が年下に向かい、分別臭く非難するときに使う台詞だ。

わたしはそう言われることを、かつてやってきた自覚が(笑)あるのでそんな台詞は吐か無い。

しかし、
「今時の若いお母さんは…」
若いお母さんなどと、一括りにはしたくないけれど。
お母さん、子供の顔を、そして目をしっかり見てね…とおもう光景によく会うのだ。

子供を自転車の前に乗せて、ママは片手運転で、もうひとつの片手は携帯電話。

犬の散歩で公園に行くと、子供が葉っぱを拾ったり、何かを見せようとママに一生懸命話かけているけれど。
ママはメール中。
ちょっと手を止めて、話を聞いてあげてねと思うのだけれど。

そして今日、近くのファミレスで友人とお喋り中に、
友人の肩越しに3人の女性と、1歳くらいの赤ちゃんが見えた。
赤ちゃん、お昼寝タイムに突入したらしくぐずぐずと泣き始めた。
ぐずぐずと泣き、そしてウルサイのだ
しかし、ママは羨ましいくらい放っている。
2人の友人の表情は見えなかったけれど。
見えたのはママの手元。
友人を前に、テーブルに携帯を置いて、お喋りをしながらメールをず~~っと打ちっぱなしなのだ。
わたしだったら、「貴女って、失礼ね」と言って席を蹴るところだけれど。
こういう神経ってわからない。
そういう友人に付き合っている人も。

携帯が普及するようになってから、それに依存しているのではないかと思うことが多い。
生きている我が子より、携帯を優先する人。
携帯を、手に常に握り締めている人。
携帯の電波だけでも、誰かと繋がっていたいと思っているのだろうか。

巷のトイレでペーパーホルダーの上や、荷物置きの棚の上に置き忘れられた携帯をわたしが届けた事は1,2回ではない。
忘れてしまうのなら、手から離す事もできると思うのに…。
携帯が無かった頃は、皆どうしていたのだろうと思うこの頃。

お母さん、携帯の画面より我が子の表情を、是非読み取って!!
コメント
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