残るのはおばさん

2008年10月01日 | jazz
3週間ぶりのレッスンだった。
2回も休んでしまい、なのにあまりレッスンをしていない。
だから、出かける日の朝は気が重い。
どうせ趣味だし、これでご飯食べる訳でもなし、別にちゃんとやらなくても…
と、思いながらも根が真面目なので、練習が中途半端なことが悩み(笑)

先生のところに着くと、エバンスを目指している大学生のS君が、私の好きな“I Fall In Love Too Easily”を弾いていた。
相変わらず上手。
ところが、S君は今年いっぱいでレッスンを辞めるとか。
訊けば、就職が決まったそうだ。
就職のお祝いを言いながらも、先生と寂しくなっちゃうから辞めないでと引き止めた。
まぁ、それは冗談として、やはり先生は寂しそうだった。
クリスマスに、お別れのパーティーを開くことを約束した。

どうしても若い人は流動的であり、残るのは私のようなおばさんばかりなり(苦笑)

今の課題曲“so danco samba”も長く温めすぎて、気がつけば秋になり、サンバの季節も去っていた。
もうひとつの“tenderly”の3コーラス目は、ルバートで弾くことになった。
いつかはルバートで、たらりらりんと格好良く弾いてみたいとは思っていたけれど…
ルバートは自由なだけに、難しそう。


レッスンが終わってから、日本橋三越に寄った。
伝統工芸展が開催され、親友のMさんから「秋もどうやら無事入選できました」と葉書が送られてきたのだ。
Mさんは春に腰を痛めたと聞いていたので、今回はどうかしらと思っていた矢先だった。
今回の金工のデザインは、萩が流れくる秋風に静かにゆれている…彼女の優しい人となりが伝わってくる、そんな印象の作品だった。
コメント
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