先週の木曜日に、父の具合が悪くなった。
日課の犬の散歩を、前日にも自分のペースでゆっくり出かけていたというのに。
母が私のところにすっ飛んできて言うことには、朝になり父を起こそうとすると、父の意識が無く呼んでも反応が無い、とパニック状態。
ただでさえ、パニック障害の母なのだ。
私が父の頬を叩いても意識は無く、息遣いもいつになく荒かった。
かかりつけの医院に連絡をして、医師の指示を仰いだ。
いつもだったら即往診をして下さるのに、今回は受け入れ先の病院を確保していただき、救急車の手配もして下さった。
母のパニック状態は、既に最高潮に達し、何から手をつけてよいか分からない様子。
とりあえず入院の支度をして、いつも服用している薬とお薬手帳を持つ。
救急車が着き、私が一緒に乗っていくことになった。
外に出ると、いつもは人通りが少ない道路なのに、救急車のサイレンを聴いたのか道路上にご近所さんの顔、顔。
車の中で、少し父は意識を取り戻したようだった。
そして、あ~あ、来週は姉と新緑の軽井沢でのんびりする計画だったのにぃ、と一瞬思ってしまった親不孝な私だった。
病院は、今年3月にオープンしたばかりの市の医療センターだった。
友人の娘さんがそこで栄養士をしているのを知っていたけれど、まさかそこに入るとは。
結局、父は肺炎を起こしかけていて、呼吸器も弱り、呼気と吸気のバランスも悪いとのこと。
年齢が年齢なので、いつかはこういう事態があることを、覚悟はしていたけれど…
父の意識が無いうちに入院したので、論理的な父はいまいち自分の中で事情を把握できていない様子。
看護師さんも白衣を着ていないので、病院にいるという気がしないらしく猜疑心で妄想が始まった。
私たちの説明で納得してきたけれど、家へ帰ることばかり言って看護師さんをてこずらしているらしい。
入院がきっかけで認知症が始まった例も知っているので、その辺りが心配だ。
しかし、起きてもいないことを心配しても仕方が無いので、努めて日常を続けるようにしている。
ただ、母の心のケアと勿論父の病状のこと、そして父がいないことで不安がる犬の面倒見(苦笑)で、私も少々心身共に疲れ始めている。
こんな日の到来を覚悟していたけれど、いざ来てしまうとどこから考えなければ良いかが分からない。
実はお葬式のことまで、本気で皆で話し合っていた。
今日も面会に行ったら体調は大分弱っているけれど、食欲も少しずつ出てきて顔色も良くなっていた。
しかし、トロトロと寝てばかりいるので夢か現実なのか、父の妄想は続いていたけれど「貴女はだれ?」とは訊かれず、私だと分かったので一安心はしたけれど。
さて、これからどうなるのでしょう。
日課の犬の散歩を、前日にも自分のペースでゆっくり出かけていたというのに。
母が私のところにすっ飛んできて言うことには、朝になり父を起こそうとすると、父の意識が無く呼んでも反応が無い、とパニック状態。
ただでさえ、パニック障害の母なのだ。
私が父の頬を叩いても意識は無く、息遣いもいつになく荒かった。
かかりつけの医院に連絡をして、医師の指示を仰いだ。
いつもだったら即往診をして下さるのに、今回は受け入れ先の病院を確保していただき、救急車の手配もして下さった。
母のパニック状態は、既に最高潮に達し、何から手をつけてよいか分からない様子。
とりあえず入院の支度をして、いつも服用している薬とお薬手帳を持つ。
救急車が着き、私が一緒に乗っていくことになった。
外に出ると、いつもは人通りが少ない道路なのに、救急車のサイレンを聴いたのか道路上にご近所さんの顔、顔。
車の中で、少し父は意識を取り戻したようだった。
そして、あ~あ、来週は姉と新緑の軽井沢でのんびりする計画だったのにぃ、と一瞬思ってしまった親不孝な私だった。
病院は、今年3月にオープンしたばかりの市の医療センターだった。
友人の娘さんがそこで栄養士をしているのを知っていたけれど、まさかそこに入るとは。
結局、父は肺炎を起こしかけていて、呼吸器も弱り、呼気と吸気のバランスも悪いとのこと。
年齢が年齢なので、いつかはこういう事態があることを、覚悟はしていたけれど…
父の意識が無いうちに入院したので、論理的な父はいまいち自分の中で事情を把握できていない様子。
看護師さんも白衣を着ていないので、病院にいるという気がしないらしく猜疑心で妄想が始まった。
私たちの説明で納得してきたけれど、家へ帰ることばかり言って看護師さんをてこずらしているらしい。
入院がきっかけで認知症が始まった例も知っているので、その辺りが心配だ。
しかし、起きてもいないことを心配しても仕方が無いので、努めて日常を続けるようにしている。
ただ、母の心のケアと勿論父の病状のこと、そして父がいないことで不安がる犬の面倒見(苦笑)で、私も少々心身共に疲れ始めている。
こんな日の到来を覚悟していたけれど、いざ来てしまうとどこから考えなければ良いかが分からない。
実はお葬式のことまで、本気で皆で話し合っていた。
今日も面会に行ったら体調は大分弱っているけれど、食欲も少しずつ出てきて顔色も良くなっていた。
しかし、トロトロと寝てばかりいるので夢か現実なのか、父の妄想は続いていたけれど「貴女はだれ?」とは訊かれず、私だと分かったので一安心はしたけれど。
さて、これからどうなるのでしょう。