夏の冬の瓜

2009年09月05日 | diary
先日の新聞の家庭欄に冬瓜(とうがん)の記事が出ていた。

トウガンは冬の瓜と書く。
夏が旬の野菜なのに、何故冬の瓜なのかと常々不思議に思っていた。

それは、丸ごと冷暗所において置けば、冬までもつことから名前が付いたらしい。
記事によれば、ビタミンCやカリウムが豊富で、免疫力も向上させ、昔から薬膳や漢方としても使われる野菜とか。

何よりこの季節の野菜でもあることで、食せば夏バテも解消されるという嬉しい野菜なのだ。

少々、私は夏バテ気味だし。

一昨年より、夏になると夫が知り合いから、この冬瓜を戴いてくる。
聞けば庭に10何個も育ち、その嫁ぎ先に困っているらしい。
周りは貰わない人ばかりとか。
戴いてしまうと、料理をしなければならないし…

私も今回の記事で知ったのだが種もワタも、まして皮も食べられるという逸材。

去年は料理本を見ながら、鳥の挽肉や貝柱の缶詰で煮たら品の良い一品になった。

しかし、戴いてきたまるまる一個はさすがに大きく重かった。
表面には粉を吹き、うっすら毛さえ生えている。

冬までもつ野菜……なんてことを知ってしまうと「そのうちに」などと言いながら、無精者の私はなかなか料理にとりかかれなそうなのは確か。

            

            デカっ!!
コメント (2)
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