親友のMが、今年は日本工芸会奨励賞をいただいた。
早速、レッスンの帰りに、日本伝統工芸展が開催されている日本橋三越に寄った。
彼女が専門としている金工の作品は、先日のNHK日曜美術館で紹介されたので既に観ていたけれど、相変わらず彼女らしい繊細さに満ち溢れた作品に仕上がっていた。
得意としている打込象嵌で 八角深鉢 「風のささやき」 と題された作品だった。
会場で鑑賞していると、後ろで私の名前を呼ぶ声がして振り返るとMがいた。
そこへ、互いの中学からの同窓生もやってきて、しばし会場で同窓会になった。
今年のクラス会にどうして来なかったのよと責められたり、会えば瞬時にあの頃の私たちに戻るのだ。
結婚しても互いに仕事を持ち、ましてMは3人の息子を育て、あの大変さの中でこの道を捨てなかった。
それだけでも、私の中では尊敬に値する。
私の趣味の陶芸でさえ、窯そして轆轤、様々な材料の置き場にいつも家人に文句を言われている。
なので、今回Mにちゃんと工房を構えているのか聞いてみたら、カラカラと笑われた。
ほとんど作業は、自宅のキッチンのテーブルの上や居間をうろうろしているとか。
大学時代は、学内で金工の音が一番うるさかった…(笑)
漆芸の友人は工房を借りているというのに。
技術も、そして何よりもデザイン力が要求される世界だから、その構想を練るだけでも際限がないと思う。
それを語る時のMの顔は、互いにストイックだった学生時代のあの頃の顔になった。
これからのMの活躍が、更に楽しみ。
早速、レッスンの帰りに、日本伝統工芸展が開催されている日本橋三越に寄った。
彼女が専門としている金工の作品は、先日のNHK日曜美術館で紹介されたので既に観ていたけれど、相変わらず彼女らしい繊細さに満ち溢れた作品に仕上がっていた。
得意としている打込象嵌で 八角深鉢 「風のささやき」 と題された作品だった。
会場で鑑賞していると、後ろで私の名前を呼ぶ声がして振り返るとMがいた。
そこへ、互いの中学からの同窓生もやってきて、しばし会場で同窓会になった。
今年のクラス会にどうして来なかったのよと責められたり、会えば瞬時にあの頃の私たちに戻るのだ。
結婚しても互いに仕事を持ち、ましてMは3人の息子を育て、あの大変さの中でこの道を捨てなかった。
それだけでも、私の中では尊敬に値する。
私の趣味の陶芸でさえ、窯そして轆轤、様々な材料の置き場にいつも家人に文句を言われている。
なので、今回Mにちゃんと工房を構えているのか聞いてみたら、カラカラと笑われた。
ほとんど作業は、自宅のキッチンのテーブルの上や居間をうろうろしているとか。
大学時代は、学内で金工の音が一番うるさかった…(笑)
漆芸の友人は工房を借りているというのに。
技術も、そして何よりもデザイン力が要求される世界だから、その構想を練るだけでも際限がないと思う。
それを語る時のMの顔は、互いにストイックだった学生時代のあの頃の顔になった。
これからのMの活躍が、更に楽しみ。