遅めの夏休み

2009年09月27日 | diary
 結婚して間もない頃に、エアコンのない車で真夏の暑い盛り、紀伊半島をトロトロと三重県の鳥羽まで走ったことがあった。
暑かったことしか、記憶には無い。

今年の遅めの夏休みは、「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産になったことだし、暑くて辛かった思い出の紀伊半島の突端まで行ってみることにした。

今回の半島巡りはレンタカーで。


       伊勢神宮






伊勢神宮は、勿論前回の旅行の時にも訪れた。

20年に一度行われる「式年遷宮」という神社の正殿を造営・修理する際や、正殿を新たに建てた場合に御神体を遷す行事があり、既に橋の架け替えや新たな造営が行われていた。
建築様式や伝統工芸の技術などを、後世に伝える意味合いもあるとか。
だから、造営には20年毎のサイクルが必要ということも理解できる。








        


江戸時代に庶民の間に流行していた「おかげ詣り」が内宮前に再現され、まぁ賑やか。
前回の時にはそのような街並みは無く、有名な赤福の店舗があっただけだったような…?




 ご当地グルメ伊勢うどん

う~~ん。
印象としては、美味しいけれど食感は微妙。
腰のあるうどんに慣れた私には… 
              


        ちょうど福招き猫祭りが開催されて、至る所猫だらけ

        



                

                当時はこういう装束で参詣に
        
















                     赤福
                    
                  一時は問題になったけれど、相変わらずお客様でいっぱい。  赤福って好きです。

                    


二見ケ浦の有名な 夫婦岩







鬼ケ城

ここも世界遺産登録の地。

太平洋の荒波に浸食された奇岩が望める、まさに鬼が出てきそうな雰囲気の海岸線。
























鳥羽湾に上る朝日をホテルから望む。

前回に宿泊したホテルと同じホテルで宿泊。
建物は年代を感じさせてきたけれど、相変わらずここのフレンチは最高だった。
伊勢えびに、夢にまでみたアワビのステーキ!!



















那智の滝

ここも強いパワースポットと聞き、遠くからパワーをいただく。












熊野古道

ちょっとだけ古道を歩いてみた。
入り口もルートも沢山あるけれど、思っていた以上に歩きにくい街道だった。



















橋杭岩

熊野の観光名所のひとつで、本州最南端の串本町にある。

海岸から沖に向かって、一直線に大小40以上の奇岩が連なる不思議な景色だ。
弘法大師が一夜にして作ったと言う伝説があり、橋脚を思わせる。

なんといっても、ここは朝日が見事な名所のひとつ。

















見事な朝日





 瀞峡

「瀞」と呼ばれる静かな川面と景観を眺めるのが良いと聞いたので、山奥深く入り和船でのんびりとしばしの船旅。
















三段壁

和歌山県白浜にある三段壁。
東尋坊のように自殺の名所で有名になってしまったけれど、熊野水軍の隠し洞窟や千畳敷と言われる見所もある。
広く明るい太平洋を望むと、死にたい気持ちは飛んでいってしまいそうな気がするけれど…
















以上で私のとりとめのない旅は、ここで終わり。
コメント (2)
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