亡き父が立ち上げ、30年以上続いている同業親睦会のゴルフコンペが、週末に開催された。
父は80を過ぎ、まして頚椎の手術を受けてからは、クラブを振ることは無理になった。
そして、自分が立ち上げた会を潔く退会。
お仲間と楽しんでいたゴルフを諦めざるを得なかった父の心情は、如何許りだっただろうか。
ところがこの夏の初めに、父を偲ぶゴルフコンペを開催したいからと、その許可を求めに幹事さんが訪れた。
それならば、父が趣味で描いていた油絵を何枚か記念に出したらどうかしら、と姉と相談。
手紙などもつけたほうが良いかしら?額縁は?なんてつらつら考えていたら、正直なところ、この夏の暑さでだんだん面倒になってきた。
するとコンペが近づいた先日、再び幹事さんが訪れて、父の絵を是非記念に出していただけたら嬉しいとのこと。
それこそ渡りに船。
父は正式に習ったことは無いが、私から見ても油絵は上手かった。
そんな油絵が、それこそ何十枚も事務所に残されている。
その絵を日頃お世話になった方や、クライアントに記念で差し上げるのが好きだった。
中には、アリガタ迷惑な人もいるかも(笑)
幹事さんも、個人的に欲しい絵があるのですがと言い出した。
欲しい方に差し上げ、飾ってくださることが、父への最高の供養の気がして、コンペ用にも数枚お持ちいただいた。
1泊したコンペも無事に終わったと、その足でお礼の挨拶にみえ、沢山のお土産と宿泊されたホテルの宿泊券まで戴いた。
おまけに、そのホテルは息子がいる市の海辺のホテル。
そして、優勝者を伺うと1位から3位は、特別に深く父にゆかりのあった方々。
幹事さんも、どこか因縁めいた事を感じます、と仰っていらした。
父を偲んで開催されたゴルフコンペの日、父は懐かしい皆とクラブを思いっきり海に向かって振っていたのだろうか。
父は80を過ぎ、まして頚椎の手術を受けてからは、クラブを振ることは無理になった。
そして、自分が立ち上げた会を潔く退会。
お仲間と楽しんでいたゴルフを諦めざるを得なかった父の心情は、如何許りだっただろうか。
ところがこの夏の初めに、父を偲ぶゴルフコンペを開催したいからと、その許可を求めに幹事さんが訪れた。
それならば、父が趣味で描いていた油絵を何枚か記念に出したらどうかしら、と姉と相談。
手紙などもつけたほうが良いかしら?額縁は?なんてつらつら考えていたら、正直なところ、この夏の暑さでだんだん面倒になってきた。
するとコンペが近づいた先日、再び幹事さんが訪れて、父の絵を是非記念に出していただけたら嬉しいとのこと。
それこそ渡りに船。
父は正式に習ったことは無いが、私から見ても油絵は上手かった。
そんな油絵が、それこそ何十枚も事務所に残されている。
その絵を日頃お世話になった方や、クライアントに記念で差し上げるのが好きだった。
中には、アリガタ迷惑な人もいるかも(笑)
幹事さんも、個人的に欲しい絵があるのですがと言い出した。
欲しい方に差し上げ、飾ってくださることが、父への最高の供養の気がして、コンペ用にも数枚お持ちいただいた。
1泊したコンペも無事に終わったと、その足でお礼の挨拶にみえ、沢山のお土産と宿泊されたホテルの宿泊券まで戴いた。
おまけに、そのホテルは息子がいる市の海辺のホテル。
そして、優勝者を伺うと1位から3位は、特別に深く父にゆかりのあった方々。
幹事さんも、どこか因縁めいた事を感じます、と仰っていらした。
父を偲んで開催されたゴルフコンペの日、父は懐かしい皆とクラブを思いっきり海に向かって振っていたのだろうか。