3年ぶりのキース・ジャレット トリオの JAPAN TOUR2010 を聴きに、夫と待ち合わせ 渋谷bunkamuraのオーチャードホールへ。
70半ばになったbassのゲイリー・ピーコックがトリオとして参加するジャパンツアーは、これが最後かもしれないという噂もあり。
初めてピーコックが来日した時のことを、当時ラジオの深夜放送で聴いた古い古い話題を未だに覚えている。
3年ぶりの3人の印象は(自分のことは棚にあげ)年をとった~だった。
しかし、演奏が始まればそんなことは吹っ飛んだ。
ジャズなんて感動しながら聴くもんではないと思っていても、キース・ジャレットのピアノはいつも感動しっぱなし。
1曲終わるたびに、ため息が出る。
時々コピー譜で弾いてみる 好きな I Fall In Love Too Easily が聴こえたときは感激。
アンコールの時に I remember this night そんな意味合いのことを叫んだ若い男性がいた(笑)
アンコールの最後は ヴォーカルでしか聴いたことのない Once Upon A Time
キース節のピアノが温かく静謐で、涙が出そうになった。
今夜はこれこそ至福の時。