旧友に再会

2010年12月16日 | diary

旧友との再会といっても、その懐かしい友は処分をしようとしていた雑誌の中にいた。
時々買う雑誌がいくつかあるが、特集に惹かれて買っても、今年の落ち着かない頃に買った雑誌は斜め読みでほとんど目を通さなかった。
なので、処分をする前にパラパラとめくっていたら、どこかで見た顔。
これって、Yちゃん!

既にその旧友の顔を思いだすことも無く、存在は過去の記憶の中。
しかし、雑誌の中での彼女は懐かしいあの頃のそのままで、少しも変わっていない。
互いに社会に出て仕事が忙しくなると、だんだん会う機会も減り、彼女が有名建築家の事務所に入り、ニューヨークへ行ってしまってからは、すっかり疎遠になった。

中高大と共に過ごし、彼女からは色々刺激を受け、良きライバルだった。
ジャズもコルトレーンも彼女から教わった。

そして20年以上時が流れ、今回グラビアの中で旦那様と微笑んでいた。
私は仕事を辞めてからはこの世界は疎くなったけれど、彼女はどうやら有名な建築家になったらしい。
雑誌も彼女の仕事を中心に書かれていた。
NYで知り合った画家と結婚したのは、知っていたけれど、その13歳年上の素敵な旦那様と幸せそう。
昔からファザコンだったし、などと思いつつ。

過去の懐かしい顔に出会うと、その頃に気持ちも戻る。

年賀状のやりとりだけで会うことも無い、けれど懐かしい顔が浮かびだす。
新年は年賀状も来ないことだし、来年は日頃気になっている旧友のひとりのお店をレッスンの帰りにでも思い切って訪ねてみましょう。

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