hekomu

2009年02月05日 | jazz
お稽古事、特にピアノなどの楽器系はちゃんとレッスンをしていかないと、教室の敷居が高い。

今週は、その敷居が高かった。
こういうときは、休みたくなる。
仕事をしている人は思ったようにレッスンが出来ないので、教室での本番がレッスンと言う生徒さんもいるらしいけれど。
旅行に出かけたり、人の死にあったりと、心が落ち着かない1週間だったとはいえ…。

先生にあまり練習していないことを話すと、コードのヒアリングをさせられた。
私は音感が悪いので、聴音やメロディーヒアリングは超苦手。
音感の悪さも、トレーニングで改善されるというけれど。
コードがマイナーか、メジャーか、はたまたドミナントか、そういう3択問題だった。
メジャーとドミナントが同じように聴こえ、正解率50%あったかどうか。
できなくて凹んだ。

今の課題曲も下手で凹んだ。
心の余裕が無いと、今どこのコードのアドリブをしているのかさえ分からなくなり、焦ってめちゃくちゃになった。

終わってから、まっすぐ家に帰りたくなく、銀座に出て靴屋さんに寄った。
暮に買った靴がとても履き心地が良かったので、色違いが欲しかったのだ。
するとラッキー!半額になっていた。
おまけに更に10%引き。
小足ゆえ靴ではいつも悩む私なので、今がチャンスと2足買ったら、凹んでいた気持ちが元気になった。

単純~~!
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梅ひらく

2009年02月02日 | おでかけ


車で出たついでに、公園の梅林に寄ってみた。

思ったよりは開花して、周囲に甘い香りも漂って…
しかし、本当の開花時期は、来週を過ぎてからのようだ。



                     

梅一輪 一輪ほどの暖かさ…というけれど、2月に入ればこれからが寒さも本番。
インフルエンザも今月がピークになるとか。


ショックなことがあったのだ。
古くから知り合いの男性が、急死をされた。
密葬をしたと弟さんが知らせて下さった。
私より年下だし、若くして死ぬようなタイプの人では決してなかったから、私のショックは大きい。


私たちは、普段は死を忘れているけれど、死は確実に隣にいることに気づかされる。

我が家の老人たちに、死ぬのは順番では無いからね…と囁く私もいる。
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箱根にて

2009年02月01日 | おでかけ
木曜日に、箱根に小旅行。
姉の家が会員になっているホテルに、新しい施設が出来たというので、姉に誘われ姪そして私の3人で一泊の予定で出かけた。
いつもは、ほとんど車で出かける。
既にタイアをスタッドレスに代えたとはいえ、凍結した箱根の急な山道は、皆が自信がない。
だから、今回はのんびりとJRで行くことにした。
湘南新宿ラインで大宮から、小田原まで。
そして箱根登山鉄道で強羅。

強羅では、メディアなどで良く取り上げられているカツ屋さんの『田村銀カツ亭』でランチ。
ここは、いつも長い行列。
辺りには食事をするお店も少ない。
車のときは、待つのが嫌いなのでパスしてしまい今回、初めて入店。
ウィークデーなのに、やはり待ち人が沢山いた。
聞けば20分ほどの待ち時間とか。
20分ならと、しかしお昼にカツは私のお腹にはちと重く、看板メニューの豆腐カツ煮定食を注文した。
簡単に言えば、お豆腐の間にひき肉が入っているという豆腐カツのカツ煮。
しっかり関東風の甘辛に煮てあり、美味しかった。
途中で脂っこさに、少し飽きてきたが…。


それより、メニューを眺めていて、アレ?と気づいたのがコレ

                 
                        

豚肉の世界もなんてったって、ブランドはルイビトン(笑)のよう。
真相はこれらしいが…

     

ホテルでは様々なお風呂に入り、女同士の尽きぬお喋りとご馳走を食べてのんびり。
いつものんびりしているけれど…(苦笑)

翌日は予報通り、ひどい雨降りになった。
そこで、ポーラ美術館へ。
ここは様々な分野の作品の多さに、訪れるたびに感心してしまう。
昔、ポーラ化粧品と言えば、日本では最高級な化粧品だった。
それであのような作品群を集めることが出来たのかしら?などと生臭いことをいつも思う。

今回の企画展は、『佐伯祐三とフランス』だった。

        


佐伯祐三の作品は、昔から重い。
佐伯祐三は日本を離れフランスで、命を削って描き続け、最後は身も心も病み果てて、30という若さでフランスの精神病院で亡くなった。
その父親のあとを追うように佐伯の幼い娘もフランスで他界し、妻はふたりの遺骨を抱いて帰国。
死に至る病を持ちながら、だからこそ命を削るほど絵を描くことって何だろう。
ゴッホや、この鬼気迫る野獣派、佐伯の生き方をしばし考えさせられる。

            

今回の常設展は、藤田嗣治の子供の絵だった。
子供が様々な職業に扮したモチーフが描かれ、私は彼の描く子供が結構好きなのだ。
暮にも、上野の森で観たばかり。
人によっては子供の顔が気持ち悪いと言うけれど、子供の持つこましゃくれたシニカルな表情が、なんとも好き。



                         


今回の短い旅で気づいたことは、どうみても夫婦にはみえないカップルが、箱根という土地柄なのか多かった。
それも熟年カップル。ホテルにも、美術館にも…出没。
何を観察しているのよ(笑)と言われそうではあるが、60後半の夫婦ではない仲良さげな(笑)熟年カップルが目立ったのが、今回の私の人間観察でした。

そうか、お忍びの定番は、やはり東京の奥座敷『箱根』ね。

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