レッツゴー!花輪ジロー!

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桜ハウス~藤堂志津子

2010-03-16 | Book

藤堂志津子の「桜ハウス」読んだ。主人公の蝶子は伯母から相続した家に女3人と3年間、同居。今はやりのハウスシェア。3年間の同居後、遠望子、真咲は桜ハウスを出るが7年ぶりに再会。

婚約、浮気で婚約破棄を繰り返す綾音、バツイチの真咲、未婚の母の遠望子。主人公の蝶子が最年長で今、46歳。年齢、性格も違う4人だからうまくいく。女の人生も十人十色ということか。女性の嫉妬はちょっと恐い。

終盤に久樹連次郎という50代の男性が登場。白髪混じりで短くかりこまれた髪、鼻の下から顎にかけての髭、ぜい肉のない体付き、粋な服装、柔和な品の良さ。男はこういう風に歳をとることが理想なんだろうな。人(小説では女性達)に対する接し方はジローも感心したというか見習うべきというか。特に207ページ辺りね。でも結末は波乱なんだよな~。


比較的、最近書かれた作品。桜だけに表紙がピンクで印象的だ。

 

コメント
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