【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

幸せは心の中に・・♪

2008-02-01 17:20:54 | 心の宝石箱




   連日の寒空が続きます。
  でも、様々な表情を見せる
  冬の空は見ていて飽きません。

   朝、昼、晩・・一日に一体、
  何度空を見上げるでしょう。

   空があるから頑張れる人って、
  私同様、多いのでしょうね。

   いつの間にか季節は巡り、
  暦は 2 月。

   2 月と言えば、如月(きさらぎ) 
  ですね。声に出して呟いてみます。

   言葉の響きも漢字も、
  美しい言葉ですね。

   それと共に、2月という季節、
  私にとっても好きな季節の一つになっています。

   日脚が一日、一日、長くなるのが感じられ、
  寒さの中にも仄かに・・本当に何気ない“春”を
  感じたりして、心時めく季節になっています。

   “春を待つ・・”ここでの “待ち” は、希望のある “待ち”。
  こんな “待ち” なら・・悪かろう筈はありませんね。









   


   さて、今日は、こんな本を取り上げました。
  目にも新しい、ちょっとレトロな挿絵が、ページを飾ります。
  その本は、中原淳一の 『幸せの花束』。

   以前にも取り上げましたので、今回は2度目になります。
  (以前は、【こちら】
  戦前から戦後すぐの日本女性の姿が、偲ばれます。

   パラパラッと、めくって見ただけでも、
  なぜか気品が感じられるこの本。

   “あの頃の良家の子女は、こんな育ち方を・・
  こんな暮らし方をしていたのか・・”
  思わず襟を正してしまう、そんな本です。

   「暮らしを楽しく美しく」 「あなたの身の周りから幸せを」
  「言葉が作る私達の幸せ」 「風に乗って来る思い出」


   素敵な言葉のエッセンスが、
  全編に散りばめられています。そして・・・

   日本語って、こんなに美しい言葉であったのか・・
  と、再確認をさせられる本でもあります。

   


   “「美しくなる」 と、いう事は
  他人に美しさを見せびらかす事ではありません。
  決して贅沢な事をするというものでもありません。
  着飾ったり、お化粧したりする事は忘れていても、
  身だしなみだけは、いつも心がけて欲しいものです。

   身だしなみの本当の意味は、自分の醜い所を補って、
  自分の姿がいつも他の人々に快く感じられるように、
  他の人があなたを見る時に、
  明るく和やかな気持ちになるための
  ものだという事を忘れないで下さい。”
  1956.5月号