【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

居心地のいい空間

2008-02-17 16:58:00 | 四季のスケッチ




   今日も時折、風花の舞う
  寒い1日となりました。

   そう言えば、この所の
  口癖になっていますね。

   でも、本当に近年、
  経験のない寒さです。それでも・・。

   お隣の方は、
  (東北の方なのですが)
  「この位の寒さなら、ヘッチャラ!」
  ~と。さすがですね。

   冒頭の写真は、本当に素朴な“暖炉のある光景”です。
  剥き出しの壁、手作りの家具、らんぷ等など・・。このらんぷも・・。

   現代のように、お洒落で火を灯し、癒し・・なんて言うのではなく、
  生活必需品です。となると、それは、かなり薄暗い・・。

   こればかりは、『赤毛のアン』 と言うよりは、
  『大草原の小さな家』 風と、言った方がいいのかも知れません。

   でも、ここには、パチパチと勢い良く燃える薪があり、
  炉の火を中心に集まる家族や、友人達との団欒だんらん・・。
  そんな、ざわめきさえ感じたり・・。

   そして、壁に掛けてあるバイオリン。
  この部屋の主でしょうか、やおらそれを取り出し、
  軽快な曲を奏で始めると、人々は、ダンスに興じる・・。
  そんな光景が、容易に浮かんで来ます。

   そうそう、上の写真。
  敢えて 『赤毛のアン』 に拘(こだわ)るなら、ジム船長 の部屋。
  彼の部屋なら、こんな感じだったかも・・? と、思えて来ます。

   ここで、ジム船長が、ミルクたっぷりの美味しいお茶を入れ、
  アンやレスリー達と談笑している・・。
  ダンスが大好きなレスリーは、踊り・・。

   


   「私はダンスが大好きなんですよ。」

   「・・・音楽が、水銀のように私の血管を駆け巡り、
  何もかも忘れてしまうんです ―― 何もかも ――
  拍子を合わせる楽しさの他はね。
  下には床がなく、上には屋根もなく ――
  星の中を浮かび漂っているんですわ。」

                                【「アンの夢の家」 第16章】

   


   これは前述した、アンの友人、
  レスリー の言葉ですが、全く同感!!

   私は、レース編みや絵を描く事も好きなのですが、
  ともすれば、これらは頭の中で色々な事を考えてしまうのです。

   でも、音楽は・・音楽だけは、(演奏中)“無” になれます。
  一方で、ストレスの根源でもあるのですが、
  そのストレスを発散出来るのも、
  音楽でもあると、実感している・・今日この頃です。