【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬に香る薔薇

2008-02-15 16:22:54 | 香る庭の花綴り


 




   今日も、
  厳しい寒さとなりました。

   今朝などは、
  あまりにもの寒さで、
  目が覚めてしまって。

   その代わりに・・。
  こんな朝焼けの空に、
  出会う事が出来ましたが。

   刻々と変わる冬の空は、
  見ていて飽きません。

   早起きならではの、
  大きな特権ですね。



   そして、こちらは今日の・・例の薔薇です。
  青い空に鮮やかな赤が映えています。

   この薔薇は、もう何度も登場していますので、
  「いい加減にして・・」 と、
  言われてしまいそうですね。

   でも、昨年と違って今年は、
  これまで以上に過酷な冬ですから、
  こんなに元気なのが何だか
  信じられない気がして、つい・・。

   雪の重さに、しなりながらも耐え、
  一昨日の風には、右に左に大きく
  身体を揺らしていたものです。

   それでも、そんな事は微塵も感じさせない姿。
  いつも凛として、気品ある姿には、
  今更ながら・・惚れぼれしてしまいます。

   その上、強靭な精神力、しなやかな感性・・
  どれを取っても憧れの存在には変わりありません。

   


   「この薔薇は、大層遅咲きです ――
  他のが散った後で咲く―― 冬の寒さ全てと、
  実を結んだ冬の魂がこもっている。」

                                 【「アンの夢の家」 第38章】

   


     こちらの文章、夏と冬を入れ替えてみました。
  実際にこんな事ってあるのですね。

   植物と言えども、人間と同じように魂がこもっている・・。
  それは、常に実感している所です。