【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇の秘密

2008-02-25 17:00:06 | 四季のスケッチ




   今日も、起床時は昨日と
  同じような雪景色となりました。

   それでも午前中は、
  雪が降ったりやんだりして
  いましたが、午後になると
  それも治まり・・。

   そうそう昨夜は、お月様が
  屋根を白くした雪と共に、
  東南の空に輝いていました。

   昨夜は18日の
  お月様ですから、居待月いまちづき
  (座って待っているうちに出て来る月)
  その反射で、二階の部屋は、ほんのり明るくなっていました。

   


   “・・・肩掛けに頭からすっぽりくるまり、
  暗い金色の夜景の中に出て行った。雲は去り、月が輝いていた。
  空気は鐘の音のように冴えて冷たかった。”

                                   【「アンをめぐる人々」 10.】

   



   満月からまだ3日目なので、ほぼ丸いのですが、
  欠けて行く月のせいでしょうか。

   昨夜の月は、先日と違って
  何だか優しく微笑んでいるようでした。

   それにしても、“空気は鐘の音のように冴えて・・”
  この表現、あまりにも的を得ていて、感服!

   さて、今日も話題は薔薇。
  例の如く、いつもの薔薇ですが、今日は薔薇の秘密を
  ちょっぴり、垣間(かいま)見てしまった気分です。

   いつもスッと背を伸ばしたその姿には、
  なぜか近寄り難いものを感じていた私。

   さすがに昨日からの雪の重みに、
  僅かですが腰を曲げてしまっています。

   雪が溶け、元の姿に戻ろうとすれば又、次の雪が・・。
  凛としたその姿の陰には、人知れない? 
  努力があるという事を知りました。




【戻って来た青空】