【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬枯れの中の一輪の花

2008-02-08 16:49:05 | 香る庭の花綴り
 

  


   



   厳しい寒さが続いています。
  野暮用で出掛けたのですが、肌に当たる風も冷たく、
  寒さで凍えそう・・? これで一体、何℃位なのでしょう。

   今日の最高気温は8℃なのですから、
  まさか氷点下という事はありませんね。

   でも、体感温度は、もっと低く感じます。
  8℃は、ちょっと意外です。

   こんな風ですから氷点下の気温なんて、想像すら出来ません。
  今日の空も青空! と思ったら、すぐ雲に覆われ・・。
  見るからに寒空です。かと思うと・・。

   目の前の空が泣き出しそうな灰色の空でも、
  後ろを振り返ると、青い空と白い雲。
  そんな空も用意してくれて。

   普通にカメラのシャッターを押したのに、
  そこは、モノトーンの空。私の前後で全く相反する空になりました。

   ついつい・・せめて遠くに、雪を抱いた
  アルプスの山並みでも見えれば最高なのに・・。

   ~なんて、思ってしまうのです。
  見えるのは、鉄塔だらけの冬枯れの山だけなのですから。

   



   "真珠のような灰色がかった日の事をアンは覚えていた。
  周りは侘びしい茶色と紫の11月の景色で、
  雲の裂き目から太陽が差し出ている所は、
  高台や坂がそちこちに日光のぎを当てていた。"
 
                                     【「炉辺荘のアン」 第35章】

   


   今日の冬枯れの景色は、前向きなアンが唯一、
  嫌な季節と言っている、11月の 『アンの世界』 にぴったりです。

   そんな冬枯れの今の季節でも三色菫を初め、
  上の写真のような色彩のある花が、
  咲いているなんて幸せな事ですね。