「屁糞葛(ヘクソカズラ)」
昨夜もそうですが、今朝もちょっぴり肌寒い朝となりました。
昨夜などは窓を開けていますと、思わぬ冷気・・。
慌てて窓を閉めたものです。
先程・・午後4時頃から雨が、ポツポツ降り出しました。
それでも午前中は、太陽も・・。
湿度は、そこそこありますが、気温が低いので、大層過ごしやすくなっています。
さて冒頭の写真。庭のフェンスに絡み付いていました。
「屁糞葛(ヘクソカズラ)」 です。そこには、小さな小さな花が・・。
こちらでも何度か取り上げていますが、
別名に 「早乙女花(サオトメバナ)」 という素敵な名前が付いています。
他にも、「灸花(ヤイトバナ)」、「馬食わず(ウマクワズ)」 など。
でも、こちらの 「屁糞・・」 の方が有名なような・・?
「星の瞳」 という、ロマンティックな別名を持つ、
「大犬のふぐり(オオイヌノフグリ)」 と同様の運命かも知れませんね。
さて、さて・・。
裏庭に出る度にいつも意識して
探していました、「螺旋階段の
王妃」 こと、「捩子花(ネジバナ)」 が、
【去年】 に続き、
やっと姿を見せました。
まだ王妃の素敵な衣装には、
着替え中のようですが、すっかり
支度が整い、ここに華麗な姿を
見せるのは、もう少し先のようです。
「陸奥の偲ぶ捩子摺
誰ゆえに乱れむと思ふ我ならなくに」 ~古今集 河原左大臣
それにしても又々、「捩子花」 なのですね。
いつも思うのですが、名前、もう少し何とかならないものかと・・。
ここでも、やはり アン の次の言葉を思います。
「最初、名前を付けた人が、全然、想像力がなかったのか、
又は、あり過ぎたのか、どちらかよ。・・・」
【「アンの青春」 第13章】